プチプラも！ノーズシャドウのおすすめ20選｜スティックやペンシル・入れ方も

「低い鼻や大きな顔がコンプレックス」そんな方におすすめのアイテムがノーズシャドウです。ノーズシャドウはメイクに必須ではありませんが、鼻筋や小鼻に自然な陰影を与えて引き締め、憧れの鼻高フェイスを演出してくれます。

ノーズシャドウにはパウダーやスティック、ペンシルなどさまざまなタイプがあって迷いがちです。わざとらしいメイクにならないためには、イエベ・ブルベのパーソナルカラーに合った色を選ぶのも大切です。

そこで今回は、ノーズシャドウの選び方やキャンメイク・セザンヌなどのプチプラ、ディオールなどのデパコスのおすすめ商品をご紹介します。記事の最後には、なりたい顔別にノーズシャドウの入れ方も紹介しています。コツをつかんで理想の鼻筋を手に入れましょう。

イエベ（イエローベース）さんは、パーソナルカラー診断では春（スプリング）タイプと秋（オータム）タイプの方々が該当します。温かな黄色味を帯びた肌を持つイエベさんには、ノーズシャドウも黄みのあるブラウンカラーがおすすめです。

反対に、グレーがかった色味はイエベさんの肌から浮きやすく、不健康そうに見えてしまう難しいカラーです。ブラウンの中でも、カラーの名前にチョコレートやハニー・キャメルなどが入ったイエロー系ブラウンや、オレンジ色を感じるブラウンのノーズシャドウが使いやすいです。

肌のアンダートーンが青みがかったブルベ（ブルーベース）さんは、パーソナルカラー診断では、夏（サマー）タイプと冬（ウインター）タイプとに分類されます。ブルベさんのノーズシャドウ選びには、黄みの少ないカラーがおすすめです。

黄みが多めのノーズシャドウは、ブルベさんの肌をくすんだ色に見せてしまいがちです。ブルベさんの肌の特徴と相性がいいのは、ピンク色や青みをほのかに感じるブラウンや、グレーがかったブラウンカラーが肌の色から浮かずに、涼し気な鼻筋を演出してくれます。

色白さんには、自分の肌の色よりもワントーン暗めのノーズシャドウがベストです。暗すぎないノーズシャドウを選べば自然な陰影が生み出され、鼻筋の立体感が際立ちます。

色白さんが濃い色のノーズシャドウを選ぶと、顔色自体が暗い印象になってしまいがちです。さらに、いかにも「シャドウ入れました」感のある不自然なメイクになるので、色選びは慎重に行いましょう。

色黒さんがノーズシャドウを選ぶ際には、健康的な肌の色に負けずにキレイに発色してくれるものを選びましょう。スティックタイプやクリーム状のノーズシャドウは、使い方にはややコツが要るものの、パウダータイプより発色のいいアイテムが多いのでおすすめです。

また、ノーズシャドウを入れる際には、ハイライトをセットで使う場合も多いです。ノーズシャドウで作った影に対して、鼻筋が真っ白く強調されすぎないように、ハイライトを控えめにするのも、色黒さんのメイクのポイントです。

お化粧やノーズシャドウを入れるのに慣れていない方には、パウダータイプのノーズシャドウがおすすめです。初心者さんにありがちの失敗が、ノーズシャドウを濃く入れすぎてしまい、舞台メイクのようなやりすぎ感がでてしまいます。

パウダータイプのノーズシャドウなら、色の濃さが調節しやすく肌にもなじませやすいので、お化粧に不慣れな方でも自然な見た目に仕上がります。「すっぴん風メイクが好きだけど、鼻筋はキレイに通したい」という方にも、さりげない彫りの深さが演出できるのでおすすめです。

骨格の立体感が際立つ美人鼻を目指す方には、スティック（クリーム）タイプのノーズシャドウがおすすめです。パウダータイプより発色のいいタイプのものが多く、すっと通った鼻筋に見せます。

肌への密着性が高く落ちにくいので、メイクを直している時間がないほど忙しい方でも使えます。その分やわらかく、濃くつきすぎてしまう場合も多いため、スティックタイプのノーズシャドウを使う時には、軽いタッチで肌に乗せてしっかり馴染ませましょう。

「ノーズシャドウを入れるとどうしても、ラインの太いたくましい鼻筋になってしまう」とお嘆きの方におすすめなのが、ペンシルタイプのノーズシャドウです。ペンシルタイプのノーズシャドウは先が細く、陰影をつけたいポイントを細かく狙い撃ちできます。

お絵描き感覚で使えますし、一度に広範囲に色をのせてしまって失敗という風にもなりにくいので、不器用でも使いやすいです。ペンシルタイプのノーズシャドウは、ポーチに入れても場所を取りにくいので、お出かけの際に気軽に持っていけるメリットもあります。

マスクをしていて擦れたり、汗をかいて落ちたりとノーズシャドウは落ちやすいものです。しかしウォータープルーフ処方のノーズシャドウなら、擦れと汗・皮脂に負けないので一日きれいなシェーディングを保てます。

汗をよくかく方や、化粧直しの手間を省きたい方はぜひウォータープルーフの商品を選んでみてください。

メイクアイテムの中にはノーズシャドウ用の商品もありますが、実はアイブロウパウダーやシェーディングもノーズシャドウとして活用できるんです

ノーズシャドウの代用品で使う場合が多いアイブロウパウダーは。3色セットや4色セットの商品が多いアイブロウパウダーは、ミックスして使うと、ナチュラルな陰影が簡単に出せます。アイブロウパウダーをノーズシャドウとして使う時には、ラメやパール感を感じないものがおすすめです。

ラメやパール入りのアイブロウパウダーは、眉毛にツヤを与えて立体感を出してくれますが、ノーズシャドウとしては悪目立ちしやすいのです。ノーズシャドウは持っていなくても、アイブロウパウダーなら持っている方は多いです。やりすぎ感を防ぐなら少しずつつけましょう。

モデルさんのようなメリハリの利いた顔作りには欠かせないシェーディングは、ノーズシャドウとしておすすめです。シェーディングは、フェイスラインやデコルテ・鼻先に影をつけて、ナチュラルな境目を演出するためのものです。

ハイライトとセットになったものを選べば、出先でのメイク直しでもポーチの中を圧迫せずに済みます。

ノーズシャドウには、数色のカラーが入ったパレットがおすすめです。数種類のカラーがあれば、それらを混ぜ合わせて、自分に似合う色味や濃さが自由自在に作れます。特におすすめなのはアイブロウパウダーです。

地毛の色やカラーリングした髪色に合わせて色を作りやすいように、いくつかのカラーがセットされているアイブロウパウダーは、ノーズシャドウとしても優秀なのです。自分の肌の色に合ったノーズシャドウを調合して、よりナチュラルな彫り深フェイスを目指しましょう。

ドラッグストアで気軽に買えるプチプラ・百貨店で買えるデパコスなど、価格でノーズシャドウを選ぶのもおすすめです。予算がある場合は、価格も考慮して選ぶようにしましょう。

気軽にドラッグストアを買うなら、プチプラのノーズシャドウがおすすめです。ドラッグストアだけでなく、ドン・キホーテやバラエティショップでも買えるので手を出しやすいです。お店によってはテスターで色を確認できるところもあります。初心者にもおすすめです。

細かく好みのテクスチャを求めるなら、デパコスのノーズシャドウがおすすめです。デパコスは、百貨店にて買えるコスメブランドでタッチアップをして、カラーやテクスチャが好みかどうかを見極められます。しっかり選びたい方にもおすすめです。

プチプラコスメの中でも特に「リーズナブルなのに高品質」と評判なのが、キャンメイク(CAN MAKE)がおすすめです。お財布にやさしいので、ノーズシャドウの入門編として購入するのに人気があります。

自分に似合うカラーを選びやすい4色展開のシェーディングパウダーや、密着感に優れたマットフルールシェーディング、3色セットのミックスアイブロウなど、ノーズシャドウとしても使いやすいアイテムが豊富にラインアップされています。

砂糖菓子のような甘く愛らしいデザインも、キャンメイクの特徴のひとつ。「お店で見かけると、ついついパケ買いしてしまう」人が多いのも頷けます。キャンメイクは学生さん向けのイメージがあるかもしれませんが、年代を問わず愛用されているんです。

高級感の漂う黒いパッケージが魅力のケイト(KATE)。中島美嘉さんや黒木メイサさん、中条あやみさんなどクールビューティーな女性を起用した、光と影が印象的なCMも話題になりました。

ケイトはドラッグストアでも手軽に購入できるプチプラブランドながら、ブラシやチップの質にまでこだわった実力派コスメとして、多くのファンを獲得しています。

数あるケイトのコスメの中でもノーズシャドウとしておすすめなのが、デザイニングアイブロウ3Dです。色調が統一された3色セットのアイブロウをミックスして、自分色のノーズシャドウを作ってみましょう。

高品質・低価格なプチプラコスメで人気のセザンヌ(CEZANNE)は、なんと創業50年以上の老舗メーカー。シンプルでありながら可愛らしいパッケージも目を引きます。セザンヌからは、パウダータイプのノーズシャドウと、スティックタイプのシェーディングの2タイプが出ています。

セザンヌの「ノーズ＆アイブロウパウダー」は、黄みがかったキャメルやグレーがかったオリーブなどのカラーもラインアップされています。イエベさん、ブルベさんともに満足できます。

too cool for schoolは、韓国発のコスメブランドです。ノーズシャドウとしても使えるアートクラスバイロダンシェーディングは、韓国では「国民的シェーディング」と呼ばれるほどの大ヒットアイテム。日本の女性たちにも大人気です。

too cool for schoolは、ブランド名に「school」の文字が入っており、お化粧を覚えたての若い子向けのコスメかと思いきや、20代や30代以上の大人の女性たちからも支持を集めています。団子鼻や低い鼻などの悩みをカバーできる使い心地です。

「顔の彫りを深く見せたい」方はまず、眉頭の下から目頭にかけてのくぼみにノーズシャドウを入れましょう。影は三角形を描くように描きましょう。そのまま延長線上の鼻の脇にも細く短めに影をつけていきます。こうすれば、自然な陰影が生まれ、顔の立体感が際立つのです。

ラインを入れる際には、小鼻の際まで引かないように意識しましょう。眉頭から小鼻までノーズシャドウが繋がっていると、やりすぎ感たっぷりのメイクになり、逆に鼻の存在感が強調されてしまう恐れもあります。ノーズシャドウを入れた後は、必ず指などでぼかして肌となじませましょう。

丸い団子鼻や存在感のあるニンニク鼻を小さくシャープに見せるには、上でご紹介した眉頭から鼻筋にかけてのノーズシャドウに加えて、鼻柱にも影を入れてみてください。

左右の鼻の穴の間に位置する鼻柱から、小鼻に向かってアルファベットの「V」や「U」の字を書くような気持ちでノーズシャドウを入れていきます。この時、小鼻全体をシェーディングしてしまうと不自然な顔になりますので、ラインは細めに入れてしっかりとぼかしこみましょう。

ノーズシャドウとハイライトを一緒に使用すると、より立体的なメイクに仕上がります。ノーズシャドウとハイライトが一緒になったセットアイテムも販売されています。陰影がはっきりすると、華やかな印象に整うので、ぜひ取り入れていつもと違ったメイクに仕上げてください。

より立体的なメイクにしたい方は、ノーズシャドウとハイライトを一緒に使用するのがおすすめ。ノーズシャドウとハイライトがセットになったアイテムもあります。陰影がはっきりするメイクは華やかな印象に整うため、ぜひいつものメイクに取り入れてみてください。

おしゃれや肌荒れケアのために、メイクをしたい男性もいるはずです。最近では、印象アップを狙ってノーズシャドウを使用するメンズも増えています。しかし、残念ながらメンズ用のノーズシャドウはほぼ発売されていません。気にせずレディース向けから選びましょう。

ノーズシャドウを使用される方は、一緒に眉マスカラを取り入れても効果的です。以下の記事では、おすすめの眉マスカラを紹介していますので検討される方は参考にしてください。

手持ちのコスメでノーズシャドウを代用するなら、アイシャドウを使うのもおすすめです。通常のシェーディングよりも、アイシャドウの方が色が乗りやすいので少しずつ色を足していくイメージがおすすめです。カラーはシェーディングと同じように薄めカラーを選びましょう。

以下の記事では、ノーズシャドウにも代用できるアイシャドウを紹介しています。発色がよく使いやすいものばかりなので参考にしてください。

パウダータイプのノーズシャドウに付属しているブラシやチップを使っていて、「パウダーがつきすぎてしまう」、「理想のラインが描けないな」などと感じたら、ブラシにもこだわってみましょう。別売りのブラシを使うのなら、ノーズシャドウ用のものでもいいです。

また、アイシャドウ用のブラシでもOKです。毛先が斜めにカットされたブラシや、細くラウンドしたブラシは、目頭や鼻筋にフィットしやすくておすすめです。ブラシを見直せば、ノーズシャドウの描きやすさや持続がアップして、より自然な美人鼻へと近づけます。

以下の記事では、ノーズシャドウに使えるブラシを多く紹介しています。アイシャドウやチークにも使えるので参考にしてください。

ノーズシャドウは、上手に選んで控えめに使えば、理想の鼻筋や彫りの深い顔立ちを作れる便利アイテムです。いろいろ試しながら、ご自分の肌に合ったノーズシャドウを探してみてください。