ポンプ式日焼け止めおすすめ21選｜大容量でも焼けないジェル・ミルクタイプも

紫外線のある夏は特に、日常的に日焼け止めを塗る機会が増えるものです。必ず日焼け止めを塗ってから外出するという人も多いと思います。そんな日焼け止めの容器にはさまざまなタイプがありますが、使いやすいタイプとして「ポンプ式」があります。

ポンプ式の日焼け止めはテーブルなどに置いたままでポンプを押すだけで中身を出せるので、子供でも使いやすく、大容量タイプが多いので日焼け止めをボディにも使う方や家族全員で使いたい場合にも適しています。

そこで今回は、さらさらしたテクスチャーと使いやすさが特徴のポンプ式ボトルのメリットやデメリット・選び方のほか、焼けない日焼け止めおすすめ製品を紹介します。これからポンプ式日焼け止めを使ってみたい方はぜひ参考にしてみてください。

ボトルタイプの日焼け止めの場合、フタを開けてから中身を出す必要があります。一方、ポンプ式の日焼け止めはポンプを押すだけで出てくるので、片手だけで中身を手に出せるのが大きなメリットです。

片手で手軽に使えて日焼け止めを塗るスピードもアップできるため、外出前などスピーディーに日焼け止めを塗りたいときにも便利です。

ポンプ式日焼け止めの多くは、一般的なボトルタイプの日焼け止めよりも大容量タイプが多いのが大きな特徴です。毎日欠かさず日焼け止めを塗る人など、日焼け止めの使用量が多い人でもたっぷり使えます。

また、押すだけで手に取れるので子供でも使いやすく、家族全員で日焼け止めを塗りたいときにも使いやすいメリットがあります。

前述のように、ポンプ式の日焼け止めは大容量タイプが多い傾向にあります。たっぷり使えるメリットがある反面、大きすぎて持ち運びに不向きなものが多い点がデメリットです。外出先で日焼け止めを塗り直したいときに、持ち運びにくいものが多くなります。

小さめサイズであっても、ポンプ部分がかさばるのでやはり持ち運びには向いていません。

日焼け止めのパッケージは、ボトルタイプやチューブタイプが一般的です。そのため、これらのタイプの日焼け止めは種類が豊富で選択肢も多いのですが、ポンプタイプは他のタイプよりも商品数が少ないため、選択肢も必然的に少なくなってしまうデメリットがあります。

ポンプ式のみで日焼け止めを探す場合は、商品の種類が限られてしまう点に注意が必要です。

日焼け止めを選ぶ際に、注目すべき点としてSPFとPAがあります。SPFとは、肌が日焼けによる炎症によって赤くなることを防ぐ効果を表す指標です。また、PAとは、シミにつながる可能性のある紫外線を防ぐ効果を表す指標です。

数値が高ければ高いほど、紫外線から肌を守る効果は高くなりますが、その分肌への負担も大きくなります。紫外線を浴びる時間の長さや、日差しの強さによって、SPFやPAの違う日焼け止めを使い分けるのがおすすめです。

ポンプ式の日焼け止めもさまざまな観点から自分の肌質や用途に合った選び方が大切です。好みのテクスチャや、落とし方まで考慮して最適な商品を見つけまましょう。

ポンプ式に限らず、焼けない日焼け止めや紫外線カットの高い効果を求めるのであればSPFとPAの値をチェックしましょう。SPFはUV-B、PAはUV-Aに対する紫外線防止効果を意味し、SPFの数値が大きいほど、PAの＋の数値が多いほど紫外線カット効果が高くなります。

日本で販売されている日焼け止めの最高値はSPF50＋、PA＋＋＋＋です。数値が高ければ高いほど優れていると思われがちですが、数値の高い日焼け止めは肌へ負担をかけて肌トラブルの原因になる場合もあるので、TPOに合わせて選びましょう。

日焼け止めのテクスチャにさまざまなタイプがあり、小さいサイズの日焼け止めの場合はスティックタイプやスプレータイプなどがありますが、ポンプ式日焼け止めの場合はミルクタイプやジェルタイプがほとんどです。テクスチャの違いは肌への密着度も異なるため、日焼け止めの密着度に関わります。

ミルクタイプは密着感が高く、ジェルタイプはさらさらとした質感で白浮きやきしみが少なく、肌への負担を少なくできるのが特徴です。

ウォータープルーフ仕様とは、防水効果があるものを指します。汗や水で流れ落ちにくいので、汗をかきやすい夏や、海・プールなどの水辺シーンで使用する際は、ウォータープルーフ仕様の日焼け止めがおすすめです。

日焼け止めの落とし方は、それぞれの製品で指定されています。一部の日焼け止めを落とすには推奨のクレンジングが必要な場合がありますが、最近販売されている日焼け止めはクレンジング不要で石けんだけで落とせるタイプも多く見られます。

敏感肌の方が日焼け止めを使った場合、きちんと落とさないと肌に日焼け止めが残ってしまい負担になる可能性があります。また、洗浄効果が高いクレンジングで肌トラブルを引き起こすこともあるため、手早く洗い流してしっかり保湿することが大事です。

日焼け止めは毎日使う方も多いアイテムなので、選ぶ際には、価格面も重要なポイントになります。使用量が少なすぎると日焼け止めとしての機能が十分に発揮されないので、金銭面が少しでも気になる方は、プチプラの日焼け止めを購入すれば、惜しみなくたっぷり使えておすすめです。

日焼け止めはそれぞれの商品によってテクスチャや成分が違い、肌に合う合わないがあります。プチプラのものは使用している方が多く、その分口コミもたくさんあるため、それを参考にして自分に合うものを探しやすいです。

プチプラ日焼け止めは値段が手頃な価格の反面、しっかり日焼け防止してくれるのか心配になる方も多いです。プチプラでもできるだけ焼けない日焼け止めを選びたいところです。詳しく知りたい方は、以下の記事で手軽な価格で焼けにくい日焼け止めについて紹介しているため、ぜひ見てみてください。

大容量が多いポンプ式の日焼け止めは、子供を含めた家族全員で使う機会も多いものです。日焼け止めを子供の敏感な肌に使う場合、肌への負担がかかりにくい低刺激タイプを選びましょう。特に、日焼け止めに含まれていることが多い紫外線吸収剤は肌へ負担が大きいものです。

そのため、紫外線吸収剤の有無・合成成分や石油系成分などが含まれていないノンケミカルかどうかを確認しましょう。パッチテストなどで肌への影響を確認しているものもおすすめです。

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません。

一般的な日焼け止めはコンビニエンスストアや100円ショップなどでも多く販売されていますが、大容量が多いポンプ式はこれらの店舗で販売されていることが少なく、ドラッグストア・ホームセンター・バラエティショップなど販売店舗が限られてしまう場合があります。

Amazonや楽天などのECサイトであれば、実店舗で種類が限られることが多いポンプ式日焼け止めも豊富に揃っており、さまざまなタイプを購入できます。

ドラッグストアでいえば、マツキヨで2021年にポンプ式の日焼け止めが発売されました。マツキヨの「matsukiyo ポリュバリアUVジェル」は、紫外線や大気汚染といった肌老化の外的要因に注目して作られた、お肌を守る日焼け止めです。サイズは大容量の300mlなので、毎日使いやすいです。

ポンプ式の日焼け止めは、無印良品からも販売されています。のびがよく、さらりと軽い付け心地のジェルタイプです。ウォータープルーフ仕様ですが、落とす時は石鹸で落とせます。うるおい成分も配合しているので、乾燥肌の人でも使いやすいです。

ムラを防ぐため、たっぷりの量の日焼け止めを手に取り、頬と額・鼻と顎の5点に加えて両方のこめかみの計7点に乗せます。2本の指を使って、広い部分の頬と額から日焼け止めを密着させるように伸ばし、目や鼻・口の周りの細かな箇所もしっかり塗りましょう。

しっかりと紫外線を防ぎたいのであれば、重ね付けもおすすめです。一度日焼け止めを塗った後、同じ場所に再度日焼け止めを置いて伸ばせば塗りムラを防止できます。

腕や足など、身体は日焼け止めを塗る面積が多いため、塗りムラが起こりがちです。身体にムラなく日焼け止めを塗るには、「ストローづけ」をしましょう。ストローづけとは、日焼け止めを肌の上にストローのように細長く乗せてから伸ばしていく方法です。

ポンプ式の場合はストローづけがしづらいですが、容器から直接肌に日焼け止めを長く伸ばしてから、手のひらで全体に伸ばしていくと、ムラができにくくしっかり日焼け止めを塗れます。

使いやすく大容量でたっぷり使えるタイプも多いポンプ式の日焼け止めは、毎日日焼け止めが欠かせない方や家族で日焼け止めを使いたい人におすすめです。日常的な紫外線対策のために、ポンプ式日焼け止めを使ってみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。