マスクにつかないBBクリームおすすめ11選｜ドラッグストアで買えるプチプラ品も

BBクリームは、化粧下地・コンシーラー・ファンデーションの役割すべてをこなし、これ1本でベースメイクが完了する優秀コスメです。薬局やドラッグストアでも手に入り、忙しい朝や時短メイクに重宝しますよね。

マキアージュやちふれなどのプチプラ商品・ランコムなどのデパコス・最近話題の韓国コスメなどさまざまなメーカーから発売されています。選び方の基準はさまざまありますが、近年重視されているのがマスクにつかないかどうかです。

この記事では、簡単には崩れない・マスクにつかないBBクリームを徹底調査しました。メンズ向け商品や40代・50代におすすめのブランド、CCクリームとの違いについても解説します。また、マスクにつくBBクリームでも、マスクにつかない方法を紹介します。

BBクリームとよく似ていて、使い方も混同されがちなのが「CCクリーム」です。BBクリームは「Beauty Balm」「Blemish Balm」の略で、元々医療用として用いられていたためカバー力が高く、ナチュラルなメイクの方はこれ1本でベースメイクを完了させられます。

一方、CCクリームは「Color Control」の略で、肌の色ムラを補正するのに優れていて、より自然にメイクを仕上げたい方に向いています。

ツヤタイプは、お肌のモチモチ感を演出したい方や若々しさを表現したい方におすすめです。 ただし、油分が多いため、テカリやすい点がネック。脂性肌の方は避けると無難です。

マットタイプは、陶器肌に見せたい方・大人っぽさを表現したい方におすすめのタイプとなっています。しかし、素肌感があまりでないため、ナチュラルな印象に仕上げたい方には不向きです。また、お肌が乾燥しがちなので乾燥肌の方は保湿力が高めのものを選びましょう。

マスクをしている際はあまり気になりませんが、マスクを外すとお肌の水分が蒸発してしまいます。そのため、BBクリームは保湿力があるものを選びましょう。また、ツヤ・マットどちらのタイプも、商品によって配合されている保湿成分や油分が異なります。よりご自身の肌に合う商品を選ぶのが大切です。

中でも大事な成分なのがヒアルロン酸で、お肌に潤いやツヤをたっぷりと与えてくれます。そのほか、スクワラン・グリセリンなどもお肌の保湿に大事な成分です。低刺激を重視する方は、シアバターがおすすめの保湿成分です。

マスク内は汗をかきやすく、特に夏はマスクと肌がくっついてしまう場合があります。そうならないために大事なのが、撥水機能です。撥水機能は、ウォータープルーフや皮脂プルーフがあります。これらの機能があるものを使えば、マスクとお肌がくっついてしまうのを防げます。

BBクリームには、UVカット機能が付いている商品が多くあります。しかし、 大切なのは肌の負担を軽減するためにシーンに合った適切な強さのクリームを選ぶことです。

その指標となるのがSPFとPAです。SPFは短時間で肌に赤みや炎症を引き起こすUVBを防ぐ指数、PAはシミの原因になるUVAを防ぐ指数になります。これらの指標を基準に選びましょう。

ちふれ「BBクリーム」は3色展開で、化粧水のあとにこのクリームだけでメイクが完成するしっとりしたBBクリームです。乾燥しにくく保湿が期待できるのに崩れにくいので、マスクにつきにくくナチュラルメイクで肌のツヤを演出します。

SPF27、PA＋＋で夏は紫外線対策が別途必要になりますが、特に秋冬の使用に向いています。

セザンヌ「ミネラルカバーBBクリーム」はハイカバーなのに美容液の役割もこなすので、肌の悩みをしっかり隠したい方に向いています。

敏感肌さんも手に取りやすいBBクリームで、こってりしています。テクスチャが重い分、厚塗りに見えてしまうので、肌に乗せたあとはムラにならないよう伸ばしてください。

キャンメイク「パーフェクトセラムBBクリーム」は、クレンジング不要で洗顔料だけでオフできるBBクリームです。肌に密着しやすいので、滑らかな肌を演出できます。

SPF50＋、PA＋＋＋なので紫外線対策もこなし、夏にもおすすめです。ナチュラルな仕上がりなので気軽に使えます。

マキアージュ「ドラマティックカバージェリーBB」は、しっとりツヤ感のある肌を演出する「美肌ジェリーコート処方」が特徴に挙げられます。肌がコーティングされるのでマスクに色が移りにくいです。

テクスチャは柔らかく、クリームよりはジェルに近いです。こちらのBBクリームは、薄付きなのにハイカバーなので、ナチュラルに見せたいけど仕上がりも重視したい方におすすめします。

資生堂「ヴァイブラントBBモイスチャライザー」は、肌のでこぼこや青ひげもカバーするBBクリームで、健康的な印象に導きます。「SHISEIDO メン」なので男性にぴったりのコスメで、シトラスウッディの香りです。

うるおいも持続し、自然にカバーして好印象に見せます。メイクしている感を出したくないナチュラル派におすすめです。

ウーノ（uno）メンズ「ノーカラーフェイスクリエイター」は、ごく自然に皮脂テカリや毛穴をカバーするBBクリームで、汗をかきやすい季節や脂性肌の方に向いています。こちらの商品はノーカラーですが、色付きやハイカバータイプの商品があるのも魅力です。

洗顔やひげそりのあと、スキンケアをせずにそのまま塗れます。日焼け止めとしても使える、固めのテクスチャです。

ドクターシーラボ「BBクリームエンリッチリフトウォータープルーフ」は、カバー力とメイク持ちがいいです。伸びがよく少量で顔全体に塗れ、年齢を重ねた肌に潤いを与えます。SPF40、PA＋＋＋＋なので、メイクとともに日焼け止めとしても使えます。

インテグレート「プロフィニッシュBB」は、SPF50、PA＋＋＋で肌の色ムラを整え、肌悩みを隠すBBクリームです。パール粒1つの量で時短メイクで透明感※のある肌に仕上げる、8時間化粧もちが続く商品です。

色展開は2色で、プチプラなので手に取りやすい点も魅力に挙げられます。オールシーズン使えるBBクリームです。

※メーキャップ効果による印象

ベースメイクはできる限り薄付きにするのが、メイク崩れを防ぐポイントです。まずはスキンケアが終わったあとすぐにメイクに移るのではなく、5分ほどスキンケアが馴染むのを待ちましょう。そして一度ティッシュでおさえて、余計な油分をオフしてください。

ベースメイク後はパウダーをはたく前に、スポンジで念入りに馴染ませ余分なメイクをオフすると、さらに密着して崩れにくくなります。

BBクリームだけでベースメイクを完了させるのは、確かに楽ですし時間もかからないですよね。しかしそれだけだとどうしても、擦れに弱く崩れやすいです。そのため、ベースメイクが終わったあとは、皮脂を吸着させられるパウダーをつけましょう。

ツヤが好きな方はパールタイプのパウダーをつける、乾燥しやすい方はTゾーンなど崩れやすい部分だけつけるのがおすすめです。

夏の暑い時にメイクが崩れずキープできると話題の、メイクキープミストをつけるのも効果的です。メイクキープミストの中には、肌を涼しく感じさせたり香りがいいものもあります。

クラランス「フィックスメイクアップ」やコーセー「メイクキープミスト」はとても有名ですよね。最近はたくさんのメーカーから発売されているので、好きなブランドを選んでみてください。

メイクする方向けに考えて作られた、メイクがつきにくいマスクが販売されているのはご存知ですか？口周りに空間ができて息苦しくなく、メイクに直接触れない立体構造のマスクがあるので、ぜひ試してみてください。

通常のマスクの下にガーゼを挟む・パウダーをマスクにはたいてさらさらにしておくなどの対策も、マスクにメイクがつきにくくなります。

崩れた部分をそのままにしてまたBBクリームやパウダーをつけてしまうと、さらに崩れてしまうのでやめましょう。まずはティッシュやあぶらとり紙などで、皮脂と汗をオフします。

Tゾーンは皮脂、頬や鼻の周りは汗で崩れやすいです。こするのではなく、紙に吸い取らせるイメージで軽く押さえてオフすると、崩れた部分が広がりません。

崩れた部分をオフしたら、肌を一度整えましょう。スポンジやパフなどに乳液や化粧水をしみ込ませ、保湿をしながら崩れた部分を押さえていきます。ミストの化粧水だと、しみ込ませずそのまま馴染ませられます。

化粧水で乾燥する方は乳液を使うなど、肌の調子に合わせて使い分けましょう。ただの水を使うと、かえって肌が乾燥するので気を付けてください。

肌をリセットしたら、次はベースメイクを塗り直しましょう。コンシーラーやBBクリームならカバー力が高いのでお直しに重宝します。疲れやクマが目立って見える方は、目の下の三角ゾーンに塗るだけでもきれいに見えるので重点的に直しましょう。

毛穴が気になるからと何度も塗るとさらに目立つので、あくまでナチュラルを心掛けてください。

最後はフェイスパウダーでメイクを押さえて仕上げましょう。フェイスパウダーはさまざまな種類がありますが、パフよりもブラシを使った方がナチュラルに仕上がります。透明なパウダーを使うとマスクに色が移りにくくなります。

これで崩れてもまたメイクしたてのように見えます。昼になってメイク崩れが気になる方、夜に予定がある方はぜひ実践してみてください。

BBクリームは、厚塗りをするとより崩れやすくなります。しかし、指で塗布すると均一に塗れず、部分的に厚塗りになってしまう場合もありますよね。そんなときにおすすめのアイテムが、スポンジやブラシです。

スポンジは、顔にBBクリームをのせた後に、ポンポンとスタンプを押すように叩き込みます。叩き込む際は力を入れず優しく行いましょう。スポンジは指で塗布するよりも肌にBBクリームが密着するため、より崩れにくくなるのもおすすめポイントです。

また、ブラシは顔にBBクリームをのせたら、力を入れず内から外に滑らせましょう。ブラシを使うとBBクリームがよく伸びるので、薄付きのナチュラルな仕上がりになる点が魅力です。もし、クリームがきれいに伸びずにブラシの跡が付いてしまった場合は、指でトントンと馴染ませて修正しましょう。

せっかくきれいにメイクをしても、マスクで擦れたり蒸れたりして崩れてしまったら残念ですよね。マスクにつきにくいBBクリームや、マスクで崩れなくなるメイク法で美肌に仕上げましょう。長引くマスク生活ですが、できるだけ快適に過ごしてくださいね。

こちらの記事もあわせてご覧ください