ニベア日焼け止めおすすめ5選｜ディーププロテクト&ケア【ジェルとエッセンスの違い】

ニベアといえば「青缶」が有名ですね。保湿クリームとしての人気が高く、世界中で幅広く使用されています。そんなニベアですが、保湿クリームだけではなく日焼け止めも注目されています。青缶同様にプチプラでドラッグストアなど近場でも買いやすく、UVカット効果も抜群です。

さらにニベアならではの「保湿」にこだわり、優しい使い心地になっているところも人気ポイントのひとつ。水や汗で落ちにくいウォータープルーフタイプ・敏感肌でも使えるアルコールフリータイプなどラインナップも豊富です。

今回は人気の高いニベアの日焼け止めの特徴・選び方について解説します。その他にも、ジェルとエッセンスの違いなども紹介しますので参考にしてください。さらにSPF35と50の違い・効果的な使用方法などもお教えします。

「SPF」はUVB（短時間でも肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながる紫外線）を防ぐ効果指数です。たとえば何も塗らない肌がUVBを浴びて10分で日焼けすると仮定した場合、

• SPF35：10分×35＝350分日焼けを遅らせる
• SPF50：10分×50=500分日焼けを遅らせる

となり、数値が大きいほど日焼けを防げる時間が長くなります。なお、時間はあくまで理論上の数字です。SPFが高いほど、シミやそばかす対策になります。

「PA」はUVA（一時的な黒化を引き起こし、肌の弾力を失わせる紫外線）を防ぐ数値の目安です。4段階の「+」マークで表示されていて、数が多いほどUVAへの防御効果が高くなります。PAが高いと、シミ・シワ対策になります。

どちらも紫外線の対策として役立つものですが、数値が高ければいいわけではありません。SPFとPAが高すぎると、肌荒れの原因にもなります。そのため、極端に日焼け止めを塗りすぎないようにしましょう。

ニベアの日焼け止めは、肌に優しく作られているのが嬉しい点ですが、「本当に効果があるの？」と気になります。その点は心配ご無用。ニベアの日焼け止めは赤みや炎症を起こすUVB（紫外線B波）を防ぐSPFは、35～最大値といわれている50です。

そして黒化を引き起こし、肌の弾力を失わせるUVA（紫外線A波）を防ぐPAも「+++」～「++++」と高めになっています。日焼け止め効果はしっかりあるものといえます。

ニベアの日焼け止めには「ジェル」と「エッセンス」の2つのタイプがあります。両者の違いは塗ったときの感触です。ジェルタイプは伸びがよくサラサラで、化粧水のような感覚で使えます。

一方エッセンスタイプはしっとりとなめらかで、肌にぴったり密着します。光拡散パウダーが含まれているので肌をきれいに見せてくれるのも魅力です。化粧下地としても使えます。

クリームやミルクタイプは、一般的な日焼け止めクリームに最も多いタイプです。肌にも馴染みやすく、カバー力も高く化粧下地としても使えるものもたくさんあります。サラッとしたタイプもありますが、しっとりしたものが多いので、べたつきが気になる方には少々不向きです。

ニベアだとプロテクトウォーターミルク マイルド SPF50+がこのタイプにあたります。

ジェルタイプは、サラッとした使い心地と保湿力がポイントです。ニベアの日焼け止めには「ディーププロテクト」などこのタイプが多く、保湿成分としてさまざまなエキス（金銀花エキス、真珠タンパク抽出液など）が含まれています。

伸びがよくムラになりにくいのですが、クリームよりも若干持続力が落ちるのでこまめな塗り直しが必要です。

スプレータイプは、肌に吹きかけるので背中などの手が届きにくい部分にも便利です。また、頭皮や髪にも使用しやすいので、まさに全身の日焼け対策に適しています。ただ、ニベアの日焼け止めでは残念ながらこのタイプは発売されていません。

出かける前に、ニベアの日焼け止めでケアをして、外でのサッとした塗り直しにスプレータイプの日焼け止めを併用すると、1日中しっかりケアできます。

パウダータイプは、主にメイクの仕上げに使用されます。サラッとしているためべたつきを抑えてくれて、塗り直しもメイク直しと併用できるため便利です。こちらのタイプも残念ながらニベアの日焼け止めでは発売されていません。

ニベアの日焼け止めを下地として使ったメイク後に、パウダータイプの日焼け止めで仕上げやお直しをすると、さらなる日焼け止め効果も期待できます。

短い散歩や、近場への買い物、通勤・通学で基本的には乗り物移動をする場合には、SPFは10〜30程度、PAは++程度が適しています。特に肌が弱い方はなるべく肌に負担をかけないように、あまりUVカット効果の高くない日焼け止めを使用しましょう。

日焼け止めに加えて、日傘やアームカバーなど日よけアイテムを併用すれば更に日焼け止め効果が期待できます。

たとえばキャンプやサイクリングなど、日陰で休憩する時間もあるものの、日に当たる機会も多い軽めの外レジャーにはSPFは30〜50程度、PAは+++程度の日焼け止めがおすすめです。

ただし、しっかり日を避ける時間も作り、肌を休めるようにしましょう。また、汗をかく季節には塗り直しも忘れないようにしてください。

海水浴や、外での長時間のスポーツなどを行うときは、SPF50+、PA++++の一番効果の高いタイプの日焼け止めを使用しましょう。特に、マリンスポーツや登山などは日陰がない場合が多いために、しっかりとした日焼け対策で臨む必要があります。

もちろんこまめな塗り直しも大切です。ウォータープルーフタイプの日焼け止めでも、時間と共に効果は薄れるため、塗り直しは必須です。

農作業や、工事をはじめとした長時間外での作業が必要な場合は、外のレジャーと同じようにSPF50+、PA++++の一番効果の高いタイプの日焼け止めを使用しましょう。特に真夏の場合は、日焼けのみだけでなく、風通しのいい長袖服・帽子・日傘といったアイテムも取り入れましょう。

猛暑日の紫外線は日焼け止めでは防ぎきれない場合もあるので、適度な休憩や肌をアイシングしてあげるといった対策も必要です。

肌はしっかりガードしても、うっかりしやすいのが髪と頭皮です。直接頭皮に紫外線が当たると、顔の3倍も日焼けする場合があります。なかなか日焼け止めがぬりにくい個所ですが、スプレータイプを使ったり、帽子・日傘でしっかり対策をしましょう。

もし日焼けで頭皮に痛みを感じたら、しっかりと冷やして様子をみましょう。洗髪が辛いほどの痛みなどが出た場合は、すぐに皮膚科を受診してください。

クリームタイプやジェルタイプなど、直接肌にぬりこむタイプをお使いの方は、手もしっかりぬれたと思いがちですが、意外にも手の甲や手首などにうっかり日焼けが出る場合があります。指輪あと・時計あと・アクセサリーあとなどがいつの間にかついていた経験はありませんか？

手は常に露出が多い部分でもあります。手を洗った後などは、できるだけ塗り直しを忘れないようにしましょう。

首の後ろも、つい塗り忘れがちなポイントです。髪が長く下ろしている場合や、首元まで隠す服を着ていたとしても、紫外線はそれらを通り抜けて肌に降り注ぎます。首元も露出度が高い場所なので、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。

また、UVカットのストールなどを併用すると更に効果的です。長い時間外に出る場合は、こうした対策もあわせて行いましょう。

デコルテも首の後ろと同じく、うっかり日焼けが出やすい場所です。メイクで首元まではしっかりケアできても、デコルテをぬり忘れている…なんてパターンも。もしデコルテ付近が隠れる服装だったとしても、紫外線は肌に届いてしまいます。

日焼け止めを塗るときは、デコルテ全体がしっかり覆われるように鏡でチェックしましょう。

唇も日焼けをしてしまいます。唇は肌よりも防御機能が低いため、紫外線によって赤く腫れたり、長年紫外線を浴び続けると、黒い斑点ができてしまう場合もあります。そのため、メイク前にUVカットのあるリップを塗るか、UVカットのある口紅を使ってしっかり保護をしましょう。

もし日焼けによる痛みなどが出た場合はまず冷やし、症状が引かなければ早めに皮膚科を受診しましょう。

ニベアの日焼け止めの価格帯は500円～1000円ほどとなっています。特に人気の高いディーププロテクトシリーズでも900円ほどで購入が可能です。またウォータージェルシリーズは、詰め替え用やお得な大容量タイプも販売されているのでコスパは抜群です。

ウォータープルーフタイプや防御効果の高いものほど値段は上がりますが、季節に合わせて紫外線が少ない時期は安価なものに変えてみたりと、使い分けをすればお手頃価格で購入できます。

日焼け止めは、べったりと塗っても効果は上がりません。特に顔に使う時は、以下の点に気を付けましょう。量は500円玉くらいでOK。指に取り、薄くムラにならないように重ね塗りしていきましょう。こうすると、ベースメイクとして崩れ防止にもなります。

また日焼け止めは2～3時間で効果が薄れていきます。日焼け止め自体の塗り直しが難しい場合は、スプレータイプやUVカットのファンデーションを使いましょう。

ニベアの日焼け止めの落とし方は、原則、顔には普段使っている石けんや洗顔料で、からだには全身洗浄液を使ってていねいに洗い流します。ニベアUVディーププロテクト＆ケアシリーズやニベアUVウォータージェルシリーズは石鹸で落ちます。

ただし、上からファンデーションを塗っている場合や、ニベアUVプロテクトウォーターミルクマイルドSPF50＋シリーズを使用している場合はクレンジング剤で落としてください。

ニベアの日焼け止めは、優しい使い心地でしっかりUVカットもしてくれます。お使いのシーンなども参考に、ぜひニベアの日焼け止めでしっかり肌をガードして、外出やレジャーを楽しみましょう。また、子供向けや男性向けのシリーズもあるので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

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