化粧下地乳液のおすすめ23選｜下地代わりや日焼け止め効果も！

下地乳液は、化粧下地機能を持った乳液を指します。乳液は保湿クリームとしての効果だけでなく下地代わりになり、朝のメイクを時短したい方におすすめです。このような乳液兼下地のアイテム数はかなり多くなっていて、肌悩みに合わせて選べます。

アイテム数が多くなると、どんな乳液兼下地を選べばいいのかわからないとの声が多いです。そこで今回は、下地乳液の選び方やおすすめアイテムを紹介します。下地乳液と日焼け止めの違いや基本的な塗り方についても解説します。

最後までチェックしていただければ、下地乳液をしっかりと理解できるので、自分に合った下地乳液を選んで、ナチュラルなのに肌悩みをカバーしたメイクを実現させましょう。

下地乳液とは、その名の通り下地機能を持つ乳液です。ファンデーションを塗る前に、スキンケアアイテムの後に化粧下地まで塗っていると、かなりメイクに時間がかかってしまいます。下地乳液を使えば、化粧下地を塗る手間を省けるので、時短メイクが実現します。

下地機能とは、お肌の凸凹やシミなどをキレイに隠して、ファンデーションのノリをよくするためのアイテムです。下地と乳液がセットになったのが下地乳液です。

下地乳液と日焼け止めは、保湿力が違います。UV効果に関しては下地乳液でも十分備わっています。そのため、日焼け止めを使うと乾燥が気になる方は、UVカットと保湿が同時にできる下地乳液がおすすめです。

下地乳液のデメリットとしては、密着力が低くムラになりやすくなっています。塗りムラがあって日焼けするのは困る場合は、日焼け止めを選びましょう。下地乳液だけでは日焼け止め効果が不安な場合、両方使うのがおすすめです。

下地乳液を選ぶ際には、下地機能が備わっているかをチェックしましょう。下地機能とは肌悩みをキレイに見せてファンデーションのノリをよくするためのものです。

下地乳液は、化粧下機能と乳液の保湿力を兼ね備えているものです。下地乳液を選ぶときは、パッケージに化粧下地としても使えますと書いてあるものを選んでください。

下地乳液の保湿力は年代に合わせて選んでください。自分に合った保湿力を選んで、お肌を乾燥から守りましょう。

乾燥肌ではない10代・20代の人は、さっぱり系の下地乳液を選びましょう。10代・20代は、顔がべたついてニキビができる方が多いため、顔もべたつきを防ぐためにもさっぱり系がおすすめです。もちろん保湿力が足りないと感じた場合は、少ししっとりしたものを選んで調節してください。

保湿力が低下してくる30代や40代はしっとり系のものがおすすめです。高保湿な下地乳液を選べば、お肌の保湿ができます。

高保湿な下地乳液には、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれています。自分のお肌に必要な保湿成分入りの物を選びましょう。

下地乳液は、化粧下地の代わりとして使うのでUV効果が入っているものを選びましょう。下地乳液の多くのアイテムには、UV効果が入っていますがその強さをチェックしてください。日中外にいるのであれば、SPF40/PA++以上のものですが、室内で過ごす方はSPF20/PA+程度がおすすめです。

下地乳液でお肌のクマやくすみが気になるなら、ピンク系のものを選びましょう。肌色補正機能が付いた下地乳液を使えば、手軽に肌悩みのケアが行えます。

特にピンク系はクマやくすみだけでなく、お肌のトーンアップ効果※を狙えるため、幅広い方におすすめです。補正力があるものなら、ファンデーションなしメイクもできます。

※メーキャップ効果による印象

敏感肌ならできるだけお肌に負担が少ないものを選びましょう。アルコールや合成着色料そしてパラベンなどが入っていないものなら、お肌の負担になりにくいです。

またそれ以外でも人工香料がダメな方の中には、オーガニック処方を選ぶ方もいます。敏感肌でも使いやすい下地乳液を選ぶのがおすすめです。

美白※の有効成分が入った下地乳液なら、紫外線ダメージのケアが出来ます。日焼けをしたくない方や、日焼けによってシミを増やしたくない方などに選ばれるのが、薬用美白※アイテムです。

トラネキサム酸やアスコルビン酸2-グルコシドなどが入ったものを選びましょう。

※メラニンの生成を抑える有効成分配合の医薬部外品のみ該当します。

お肌のべた付きを抑えたい方は、皮脂吸着パウダーが入ったものがおすすめです。皮脂吸着パウダーは、顔の皮脂を適度に吸着してくれるため、顔がテカってしまうと悩んでいる方に向いています。ずっとテカらないわけではないですが、脂性肌特有の化粧崩れを抑えられます。

石鹸で簡単にオフできるかも要チェックです。特にノーメイクでUV乳液のみを使用するなどは石鹸のみで落としたいところです。紫外線カット成分を落としきれず肌に残ったままになると肌荒れの原因となります。

また、日中、乳液下地を重ね塗りすると石鹸だけでのオフが厳しい場合もあるので、その際にはクレンジングとの併用をおすすめします。

下地乳液を使い続けるためには、香りやテクスチャが好みのものを選びましょう。香りやテクスチャが好みでなければ、買った後に使わなくなってしまいます。せっかく買ったのに使わなければもったいないので、使いきれるように自分の好みのアイテムかどうかをチェックしてから選ぶのがおすすめです。

予算に合った下地乳液を選びましょう。それぞれ違ったよさがあるため、予算を考慮しつつ自分に合ったものを選んでください。

下地乳液をとりあえず試してみたいなら、プチプラブランドがおすすめです。プチプラの下地乳液なら、1000円以下で購入できるため失敗を恐れずにチャレンジできます。初めて下地乳液を試す方や、使ったことのないタイプの下地乳液を試す方はプチプラを試してみてください。

下地乳液に機能性が高級感を求める方は、デパコスがおすすめです。デパコスの下地乳液は3000円からとプチプラよりも価格が高いです。

しかし価格が高い分、機能性が充実しているので美白※をはじめとする充実した機能性を求める方にはデパコスが向いています。予算が豊富な方はぜひ試してみてください。

※メラニンの生成を抑える有効成分配合の医薬部外品のみ該当します。

エリクシールは資生堂が展開しているエイジングケア※ブランドです。化粧のりや透明感※2を出したい大人の肌に向いている商品が多く、30代以上におすすめのブランドです。

下地乳液ではカバー力があるタイプとないタイプが揃っていて、お化粧をするかしないかで選べます。ファンデなしの日を作りたい方におすすめです。

※1エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること
※2メーキャップ効果による印象

ロート製薬が展開する大人肌向けのブランドが「Obagi（オバジ）」です。オパジは「肌、再生」をキーワードにアイテム展開をしているブランドで、大人の肌悩みに対応しています。下地乳液では、水や汗をかいても落ちにくいタイプのものを販売しています。

コーセーが展開するのが「雪肌精（SEKKISEI）」です。「雪肌精（SEKKISEI）」は透明感※1や美白※2ケアができるアイテムを中心に展開しています。

スキンケアやベースメイクアイテムのブランドです。下地乳液は低刺激の物を選べるため、敏感肌の方も手に取りやすいアイテム展開です。

※1メーキャップ効果による印象
※2 メラニンの生成を抑えシミ、そばかすを防ぐ

資生堂が大人の肌向けに展開するのが「PRIOR（プリオール）」です。大人ならではの肌悩みがナチュラルにカバーできるアイテムを多く展開しています。

トライアルキットがあるため、初めて「PRIOR（プリオール）」を試す方でも試しやすいです。下地乳液は高保湿タイプがあり、ノーファンデで大丈夫な肌を演出してくれます。

下地乳液は、化粧水の後、ベースメイクの一番最初に塗りましょう。また、化粧水をつけてからすぐに塗るのではなく、化粧水が肌にしっかりとなじんだタイミングで塗ってください。なじんでいないまま塗ってしまうと、化粧水の成分で下地乳液が薄まる可能性があります。

下地乳液を使わなくても、化粧下地に乳液を混ぜればいいという説がありますが、基本的にはやめておいた方がいいです。化粧下地に乳液を混ぜると伸びがよくなり、その後のファンデーションのノリがよくなるという声があります。

下地乳液が手元にない場合に、このような使い方ができますが、慣れていないと混ぜる量が難しいですし、機能性や効果に疑問が残ります。そのため下地乳液を買う方がきれいに仕上がるのでおすすめです。

下地乳液をうまく使えば時短メイクができます。朝少しでもゆったりと過ごしたい方は、ぜひ下地乳液を試してみてください。自分の肌悩みに合ったものを選べば、時短でもきれいなメイクが仕上がります。