敏感肌向け乳液おすすめ10選｜ドラッグストアで買えるプチプラ乳液もご紹介！

乾燥したりヒリヒリしたりと刺激に弱い敏感肌。乾燥しがちな敏感肌には、乳液で皮膚にうるおいを与えてあげることが大切です。敏感肌向け乳液で乾燥を防ぎながら、しっとりやさしく保湿したいですね。

とはいえ敏感肌向け乳液とはどんな商品なのか、しっとりタイプやさっぱりタイプなど使い心地もさまざまで、どれを選んだらいいか迷ってしまいますね。またドラッグストアにあるプチプラや無印の商品なども気になるところ。

そこでこの記事では、敏感肌向け乳液の選び方とおすすめの商品についてご紹介します。保湿成分やニキビケア成分などについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

敏感肌のスキンケアに乳液は欠かせません。なぜなら敏感肌は、皮膚のバリア機能が低下している場合が多く、保湿によって外部の刺激から肌を守る必要があるからです。バリア機能が低下した肌は皮膚が乾燥し、アレルギー物質や細菌などの刺激を受けやすい状態。しっかり肌を保湿し、バリア機能を補ってあげることが大切です。

乳液には水分と油分がバランスよく含まれています。保湿力のある乳液で、皮膚の水分・油分を補い、乾燥をケアしましょう。ただし敏感肌は成分によって刺激を感じる場合もあるので、肌負担の少ない乳液を選んでください。

敏感肌は成分によりヒリヒリしたり、刺激を感じやすくなる場合があります。肌への刺激が気になる人は、肌にやさしい低刺激のものを選びましょう。肌負担が少ない「敏感肌用」「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」の記載があるかもチェックしてみてください。

また無香料・無着色・パラベンフリーのものも刺激になりにくいのでおすすめです。アルコール（エタノール）は、ヒリヒリ感や乾燥を引き起こす可能性があるため、敏感肌には避けた方が無難です。

乾燥性敏感肌は、乾燥により刺激を受けやすい肌状態です。保湿成分が入った乳液で皮膚にうるおいを与え、乾燥を防ぎましょう。保湿成分の中でおすすめなのが、元々人間の皮膚にある成分のセラミドです。敏感肌には不足しがちな成分なのでチェックしてみてください。

またその他の保湿成分としてコラーゲン・ヒアルロン酸・アミノ酸・グリセリンなどにも注目してみましょう。

敏感肌に多いニキビの悩みには、有効成分が入った薬用乳液がおすすめ。抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kやグリチルリチン酸ステアリルは、ニキビによる炎症を抑える効果がある有効成分です。

また殺菌成分のサリチル酸やイソプロピルメチルフェノールも、ニキビケアにおすすめの有効成分。ただし殺菌成分は敏感肌には刺激になる場合もあるので、長期使用は避けましょう。

敏感肌向け乳液の中でも、美白ケアできるものをお探し人は、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ美白有効成分が入った医薬部外品を選びましょう。美白有効成分にはトラネキサム酸やビタミンC 誘導体などがあります。紫外線は一年を通して浴びるものです。気になる人は季節を問わず美白乳液でお肌をケアしましょう。

乾燥が気になる肌には、クリームのような重めのテクスチャーがおすすめです。乾燥肌は特に洗顔直後はカサつきやつっぱり感が気になるところ。こっくりとした重めの乳液で、気になるカサつきをしっとりうるおしましょう。重めのテクスチャーは、肌にのばしにくい特徴があるので、乳液をぬる際は、こすりすぎないよう気をつけましょう。

ベタつきやテカリが気になる脂性肌には、軽いつけ心地のさっぱりタイプがおすすめ。ベタつきがちなメンズ肌にもぴったりです。中でもジェルタイプはさらっとしてベタつかないのが魅力。伸びもよく軽い力でぬれるので、肌負担なくぬり広げられます。ただし、さっぱりタイプのうるおい持続力が気になる人は、保湿成分が入ったものを選びましょう。

乾燥とベタつきが混在する混合肌は、化粧水とのバランスがいい乳液を選びましょう。使っている化粧水がしっとりタイプならば、乳液は軽めのものがおすすめ。反対にさっぱりタイプの化粧水ならば保湿力のある乳液を選びましょう。

また乾燥が気になる部分にはしっとりタイプを、テカリが気になる部分にはベタつきをおさえるものなど、部分的に使い分けるのもおすすめです。

乳液を使い続けるためには、継続のしやすさも大切です。肌にいいものでも、高額な商品では買い続けるのは難しくなります。高価なものは、スペシャルなケアにはいいですが、日常的に使うなら安い価格で手軽に買えるものを選びましょう。

安いものは気兼ねなくたっぷり使えるのが魅力。無印良品やドラッグストアなどには、コスパがいい商品が豊富に並んでいます。自分の予算に合う商品をチェックしてみましょう。

敏感肌のための乳液の使い方として、まず洗顔後に化粧水で肌を整えたあと、乳液を手のひらに取り、両手で顔にやさしくなじませます。この時、肌をこすると刺激になるので、こすらず顔を包み込みむようにおさえるのがポイント。

重めのテクスチャーの乳液は肌に広げにくく、指で皮膚をこすってしまいがちです。直接顔にぬらず、まずは手に広げてから顔にうつすようにすると、肌に負担をかけにくいです。

プチプラとデパコスの成分に関しては、大きな差はありません。したがって期待できる効果にも、大きな違いはないと言えます。ただしデパコスは高価な原料や宣伝費・パッケージのこだわりなどで、価格が高くなる傾向があります。

プチプラは一般的な成分で使いやすいのに対し、希少性のある原料や洗練されたブランド力などがデパコスの魅力です。乳液の効果を引き出すためには、プチプラ・デパコスといった観点で選ぶのではなく、自分の肌に合った乳液を選ぶことが大切です。

敏感肌の人は、乳液の成分によって肌トラブルを起こす場合があります。心配な人は、使い始める前に、次の手順でパッチテストをして反応を見てみましょう。

1. 乳液を二の腕の内側にぬる。
2. 赤みや腫れ・かゆみが出ていないか確認しながら24時間様子をみる。
3. ぬった場所に問題なければ、顔に少量ずつぬり、再度赤みなどを確認する。

途中で腫れや赤みが出た場合は中断し、すぐに洗い流してください。その後症状が続くようなら、使用した乳液を持って医師に相談しましょう。

敏感肌にとって乳液はスキンケアに欠かせないアイテムです。乾燥により皮膚のバリア機能が低下した肌を、乳液でやさしく保湿してあげましょう。成分や使い心地などさまざまな乳液がある中で、自分の肌質に合うものを選び、すこやかな肌をめざしましょう。