クマ隠しコンシーラーのおすすめ10選｜黒クマ向けやドラッグストアで買えるプチプラも

コンシーラーは、塗布するとクマ・シミ・赤みなど肌の気になる部分をカバーし、明るい印象にしてくれる化粧品です。クマ隠しコンシーラーは、青クマ・茶クマ・黒クマを自然にカバーし、目元が元気な印象になる商品です。

しかし、クマ隠しコンシーラーを使用しても、「クマが余計目立つ」「クマが消えない」など悩んでいる方は多いのではないでしょうか。自分の肌質・肌色に合っていないものを使うと目の下のクマをうまく隠せなかったり、厚塗り感が出て不自然に見えたりする場合があります。

そこで今回は、クマ隠しコンシーラーの選び方や使う際のポイントをご紹介します。クマ隠しコンシーラーのおすすめブランドや商品もご紹介するので、ぜひ商品選びの参考にしてください。ドラッグストアで買えるプチプラからデパコスまで価格帯も幅広いです。

「余計目立つ 」「消えない」

目の下が青っぽく見える「青クマ」は皮膚の下にある毛細血管が透けて見えるのが原因です。健康な毛細血管は赤色ですが、ストレス・疲労・睡眠不足・冷えなどが原因となり暗い色になります。

この暗い色の毛細血管が透けて青っぽくみえます。目の下を引っ張ってクマの色が薄くなる場合は、青クマの可能性が高いです。

皮膚に起こった色素沈着が原因でできるクマは茶クマと呼ばれます。摩擦や紫外線のほか、メイクがしっかり落とせていない場合などに色素沈着が起きやすいです。

目の下を引っ張るとクマの色味も皮膚と同じように動くのが特徴です。メイクをしっかり落とすのは大切ですが、クレンジングの際に強く擦ってしまわないよう注意してください。

黒クマは目の下にある段差によって生まれる影です。目の下の脂肪が突出したり、皮膚がたるんだりすると段差が生まれ、影ができるので黒っぽくみえてしまいます。

黒クマは顔の筋肉が衰え、皮膚のハリがなくなると目立ちやすくなるため、年齢を重ねてから気になる方が多いです。

クリーム状のクマ隠しコンシーラーは、しっとりとお肌に馴染む質感でクマとともに乾燥による小ジワを目立たなくしてくれます。

なめらかなテクスチャで、パウダーファンデーションやさまざまなタイプのアイシャドウとの相性もいいです。特に乾燥が気になる場合は、保湿成分入りのクリームコンシーラーをお試しください。

コンシーラーを使い慣れていない方にはリキッドタイプがおすすめです。伸びがよく、広範囲をカバーできるため、目の下のクマや頬の赤みなどにサッと伸ばし肌の悩みを目立たなくできます。またリキッドタイプは汗やこすれに強いので、落ちにくさを重視する方にもおすすめします。

テクスチャがゆるいものは薄づきで厚塗り感が出にくいため、ナチュラルメイクアップにもおすすめです。毛先の種類もブラシ・スポンジ・チップなど選択肢が豊富です。

リキッドタイプやクリームタイプはカバー力が足りないかな？と感じる場合はスティックタイプのコンシーラーを試してみましょう。硬めのテクスチャで色がしっかりと肌にのるのが特徴です。カバー力が高い分、広範囲に塗ると厚塗り感が出てしまいます。クマの範囲が小さい場合などに活用するのがおすすめです。

パレットにいくつか色が収められたコンシーラーもあります。スティックタイプと同じようにカバー力が高いものが多く、クマを目立たせず明るい印象になります。また、いくつかの色を組み合わせてオリジナルの色味が出せるのが魅力です。少しずつ肌にのせてクマをうまくカバーできる色に調整してみてください。

コンシーラーには鉛筆のような形をしたペンシルタイプやパウダータイプの商品もあります。ペンシルタイプは硬いテクスチャでカバー力が高いものが多いですが、広範囲のカバーには向いていません。

パウダータイプのコンシーラーはカバー力が低めですが、それほど目立たないクマのカバーや目元を明るくみせたいときに役立ちます。ラメ入りのものも人気です。

睡眠不足やストレスなどが原因で生じやすい青クマには、オレンジやピンク系のコンシーラーがおすすめです。これらの色が青みを打ち消し、クマを目立たなくしてくれます。赤やオレンジのクリームチークを薄く塗った後にクマ隠しコンシーラーをのせると、よりしっかり青クマをカバーできる場合もあるのでぜひお試しください。

皮膚の色素沈着やシミによって生じる茶クマは、同系色のイエローのコンシーラーで目立たなくしましょう。イエローで明るさをプラスするので目元が明るい印象になります。色が濃い茶クマでイエロー系ではあまり隠れない場合は、グリーン系のコンシーラーを試してみるのをおすすめします。

加齢によるたるみやコラーゲンの減少が原因で生じる黒クマには、ベージュ系やオークル系のコンシーラーで影を目立たなくさせます。肌の色が濃いめの方はオレンジブラウン〜ベージュ、色白の方は明るいベージュを選びましょう。パール感のあるコンシーラーで光を飛ばすのもおすすめです。

タイプや色に加えてコンシーラーに使われている成分も商品によってさまざまです。クマを目立たなくさせるだけでなく、自分の肌質にも合ったコンシーラーをみつけましょう。

クマ隠しコンシーラーにはヒアルロン酸やコラーゲンなど保水力の高い成分が含まれているものもあります。乾燥肌や乾燥による小ジワを目立たなくさせるためには保湿成分を含んだコンシーラーが適しています。

色素沈着が原因で生じる茶クマが気になる場合は保湿成分に加え、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ美容成分が含まれているものを選びましょう。

これまでに化粧品で肌トラブルを起こした経験がある場合は、トラブルの原因となった成分が入っていないコンシーラーを選んでください。

カバー力の高いコンシーラーは落とすのが大変な場合もあります。よって、クレンジングをする際に強く擦って肌に負担がかからないよう注意が必要です。敏感肌の方には低刺激でお湯で落とせるタイプのコンシーラーが適しています。

クマ隠しコンシーラーはファンデーションのタイプによって以下の順番で使います。

＜リキッドファンデーションの場合＞

1. 日焼け止め・化粧下地
2. リキッドファンデーション
3. コンシーラー
4. フェイスパウダー

＜パウダーファンデーションの場合＞

1. 日焼け止め・化粧下地
2. コンシーラー
3. パウダーファンデーション

リキッドファンデーションはコンシーラーの前、パウダーファンデーションはコンシーラーの後と覚えておきましょう。ベースメークの基本は「液体→粉状」の順番です。

ドラッグストアでよく取り扱われているクマ隠しコンシーラーのなかでは、アメリカブランドながら日本でも人気の高い「Maybelline New York(メイベリンニューヨーク)」の商品がおすすめです。

「excel(エクセル)」のサイレントカバーコンシーラーも色を混ぜて使え、クマを目立たなくできる、コスパがいいなど口コミで評判です。

プチプラのクマ隠しコンシーラーでおすすめなのは「CANMAKE(キャンメイク)」の商品。リキッド・スティック・パレッドなど種類が多く、幅広い世代の方に愛用されています。

カバー力も保湿力も高く、冬でも乾燥しにくいと評判なのが「media(メディア)」のコンシーラーSです。プチプラながら目元の気になるクマをしっかりカバーしてくれます。

デパコスでは高級感あるデザインと高品質のコスメで人気の高い「Dior(ディオール)」のコンシーラーがおすすめです。カバーパーフェクション アイディアルコンシーラー デュオはチップとスティックの2WAYで使えてとても便利です。

また、フィックスイットカラーは伸びと肌馴染みがよく、4色展開されているので40代の方にもおすすめします。初心者の方にも使いやすいコンシーラーが多いのは「NARS(ナーズ)」です。ラディアントクリーミー コンシーラーは肌にうるおいを与えながらクマをカバーしてくれます。

ここではコンシーラーがよれないような上手な塗り方を紹介します。ぜひ参考にしてください。

• 正しい順番で使用する：パウダーファンデーションの場合は前・リキッドやクリームファンデーションの場合は後に使用してください。
• 肌色に合うものを選択する：自分の肌色と合っていないと目立ってしまうので注意してください。
• 適量を塗る：厚塗りするとよれやすくなってしまいます。
• 保湿してから使用する：乾燥するとよれやすくなってしまいます。

クマ隠しコンシーラーを選ぶ際は、クマのタイプや自分の肌質に合わせてコンシーラーのテクスチャや色を選ぶのが大切です。自分に合ったコンシーラーをうまく使い、目の下のクマを目立たなくさせ、目元を明るい印象にしましょう。