資生堂HAKUの美白美容液を徹底解説｜値段・メラノフォーカスVとZの違いも

年を増すごとに気になる紫外線。「まだ早いかな」なんて思っていると気づいたらシミができている可能性もあります。そうなる前にきちんとケアをして予防したいものです。実は、せっかくいい美容液を使っても正しい使い方を知らないと効果を得にくいです。

そこで今回は、雑誌にも掲載される資生堂ブランドの「HAKU」をご紹介します。「HAKU」は評判も高いロングセラー商品です。その中でも特に注目されている「美白美容液HAKUメラノフォーカスＺ」に着目します。

おすすめの使い方や順番・旧モデル「HAKU メラノフォーカスＶとＺの違い」も徹底リサーチしました。ライン使いできる「HAKU」シリーズの紹介もしているのでぜひ参考にしてください。記事後半では新発売のサプリメントのご紹介しているので要チェックです。

※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。

スキンケアに美容液は本当に必要なのか気になる方もいますよね。美容液は必須アイテムではありませんが、悩みがあるならぜひ取り入れたいアイテムです。ここでは美容液を使うメリットを2つに絞って紹介します。

美容液は普段のスキンケア「化粧水」「乳液」「クリーム」などにプラスして使用できるアイテムです。いつものスキンケアに物足りなさを感じたら簡単にプラスできるのがメリットです。化粧水・乳液は肌の状態を保つ目的で使いますが、美容液はより美しさを目指すために取り入れます。

今の状態に満足しているなら必要ないですが、肌が変わってきたと感じるなら取り入れたいスペシャルケアアイテムです。これまでのケアを変えずに手軽に取り入れられるプラスしやすいスキンケアアイテムになります。

美容液は普段の基礎化粧品によるスキンケアでは満足できなくなった悩みの予防・ケアを目的として取り入れます。それぞれの悩みに特化した商品が多く、ピンポイントで集中ケアできるのがメリットです。日焼けによるシミ・そばかす・エイジングケアなどに特化したものが多くなっています。

10代や20代前半といった肌に活性力があるうちは必要を感じませんが、肌質が変わったと感じ始めたらぜひ取り入れてみましょう。ただし、美容液の品質はピンからキリまであるので、目的や肌質に合った商品を見分けるのが重要です。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること

資生堂の「HAKU」は発売から14年連続で高い評価を得てきた美白ケアブランドです。そのブランドから2018年に発売された「HAKU メラノフォーカスＶ」は長年多くの方に支持されてきた美白美容液です。

HAKU メラノフォーカスＶは美白有効成分「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)」「ｍ-トラネキサム酸(トラネキサム酸)」から構成されています。この異なる2種のアプローチでメラノサイトの活性化を抑制します。

また、肌の調子を整え、保護する「Vカット複合体(トルメンチラエキス、イチヤクソウエキス、グリセリン)」も配合。なめらかな使用感でしっかり保湿するのにさらりとした仕上がりとなり、べたつかないのも人気の理由です。

※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。

人気商品メラノフォーカスＶが2021年3月にリニューアルして新しく販売されたのが「メラノフォーカスＺ」です。2つの違いは成分の構成にあります。メラノフォーカスＶには「Vカット複合体(トルメンチラエキス、イチヤクソウエキス、グリセリン)」が含まれていました。

リニューアルしたメラノフォーカスＺにはVカット複合体に「オトギリソウエキス」をプラスした「Ｚカット複合体」が含まれています。このオトギリソウエキスがメラノフォーカスＺ・Ｖの違いです。

資生堂独自の研究により、シミ部位には刺激因子(ウロキナーゼ)が活性化しているとわかりました。そのウロキナーゼを抑える成分としてオトギリ草由来の抽出液が見出されました。

メラノフォーカスＺの推奨使用量は2プッシュとなっています。気になるシミがある場合にはさらに1プッシュ追加して使用するのもおすすめです。この方法は公式でも効果的と推奨されている方法なので、悩んでいる方はぜひ試してみてください。

重ねづけするタイミングは先に2プッシュ分を顔全体になじませた後がおすすめです。

メラノフォーカスZを「両頬」「額」「鼻」「あご」の5点にのせ小さな円を描くように優しくなじませます。皮膚の薄い目の周りは特にやさしく。強くこするとシワの原因にもなるので肌が動かないくらいの力がおすすめです。

鼻筋から小鼻・あご先・口まわりも同様に馴染ませます。フェイスラインをなぞるようにまんべんなく馴染ませるのがポイントです。最後に手のひらで顔全体を優しくハンドプレスして肌にしっかり馴染ませます。

メラノフォーカスZは伸びがいいため1プッシュでも十分だと感じますがムラの原因になります。またもったいないからと使用量を少なくする方がいますが、それこそ効果を感じにくくなってしまうので必ず使用量は守りましょう。2プッシュの使用により顔全体にまんべんなく塗布できます。

朝は忙しいからと夜だけ使用している方もいますが、より効果を感じたいなら朝も使用しましょう。いつもより5分早く起きるだけでメラノフォーカスZを塗る時間が取れます。朝と夜の2回使用しても約75日分と大容量なので、惜しまず使うのがおすすめです。

美白美容液メラノフォーカスZを使用する際はきちんと化粧水で肌を潤した後に使いましょう。化粧水で肌が潤っているとより美容液の成分がまんべんなく届きやすくなります。お手入れの順番は以下の通りです。

【朝】

1. 洗顔
2. 化粧水
3. メラノフォーカスZ
4. 必要であれば、美容液やパック
5. 乳液
6. メイクをする

【夜】

1. メイクを落とす
2. 洗顔
3. 化粧水
4. メラノフォーカスZ
5. 必要であれば、美容液やパック、マッサージ
6. 乳液
7. クリーム

HAKUをライン使いするとなると、気になるのは値段です。多くの商品が5,000～1万円ほどしますので、慎重に選びましょう。

メラノディープモイスチャーは美白水をぎゅっと濃縮したジェルタイプの化粧水です。メラノフォーカスZと同じ美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)が含まれています。また保湿成分として「アセンヤクエキス」「濃グリセリン」「アセチル化ヒアルロン酸」も配合されています。

顔全体に伸ばしやすく馴染みがいい使用感も人気です。使用後の肌はしっかり保湿されているのにべたつかない使い勝手のよさも魅力となっています。価格は4,950円です。

アクティブメラノリリーサーはコットンで塗るタイプの美白化粧水です。3プッシュの使用で顔全体をうるおいで包みこみます。しっかり保湿してくれるので乾燥肌の方にもおすすめします。塗った後はすっきりするため夏も重たくないのが魅力です。無香料なのも嬉しいポイントになります。

ただし、コットンを使用するふき取り型化粧水なので、敏感肌・肌トラブルがある方には不向きです。高めの保湿力で年中使える化粧水です。価格は4,950円です。

インナーメラノディフェンサーは前述で紹介した化粧水と合わせて使用したい美白乳液です。コットンでやさしく滑らせるようにくるくる馴染ませます。うるおいを与えながら化粧水の水分も逃がさないように蓋をしてくれます。

サラッとしたテクスチャーはべたつかない為、朝も使いやすいのが魅力です。すべっとした仕上がりなのに肌をうるおいで満たしてくれます。敏感肌・乾燥肌の方にもおすすめできます。価格は5,500円です。

メラノシールドマスクは特別な日に使用したいフェイスマスク。上下に分かれており、顔全体をくまなく包み込んでしっかりうるおいを与えます。4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・トラネキサム酸といった美白有効成分などが含まれておりメラニンの生成を抑制します。

気になりやすい目元・口元にもしっかりフィットする設計により、まんべんなく集中ケアが可能です。また、目元は上下のシートが重なっておりたっぷりケアしてくれます。

日中光を浴びている時間も美白ケアにアプローチする「HAKU メラノフォーカスUV」。美白美容液と同じ「4MSK」「トラネキサム酸」に加え、保湿成分「エクトイン」「サンショウエキス」「グリセリン」が含まれています。日中の使用に嬉しいSPF50+・PA++++です。

塗布するとトーンアップ効果もあり化粧下地としての使用も可能です。スキンケアの最後に使用し、メラノフォーカスZとも併用できます。

HAKUから2022年5月21日(土)に新発売される「HAKU 美容サプリメント」。インナーケアに注目し開発されたサプリメントです。内側から輝きを引き出します。「L-シスチン・ビタミンC・モリンガ・ブライトニングパイン®」をはじめとした厳選された7つの成分が含まれています。

モリンガは「奇跡の木」とも呼ばれるポリフェノール・ギャバなどを豊富に含む可食植物です。ブライトニングパイン®は、パイナップルから抽出したセラミドです。歴史あるHAKUから発売されるサプリメントに注目が集まっています。

2018年にリニューアルされた美白美容液メラノフォーカスZをはじめ、HAKUには美白に特化したスキンケアアイテムが揃っています。使用する際は正しい方法を守りましょう。

※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。