唇の美容液おすすめ30選｜リップのエイジングケアに！プチプラ・デパコスも

とても薄い皮に覆われ、乾燥しやすい繊細なパーツである唇。皮脂腺や汗腺がないため、保湿成分を与えなければカサつきやひび割れなどの症状が出てきてしまいます。リップクリームなどで対処しても、いまひとつうるおい不足を感じる方がいるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、唇の美容液です。リップクリームだけでは補えない、保湿成分や美容成分がたっぷり含まれているので、縦ジワやハリ不足などエイジングサインが出始めた唇にも有効です。しかし、店頭にはさまざまな唇美容液が並んでいるので、どれを選べばいいのかわからない方も多いです。

本記事では、唇美容液の選び方やプチプラ・デパコス別の人気商品を口コミを交えて紹介します。プレゼントとしてもぴったりなリップ美容液やリップエッセンスなどの人気商品や夜用として使える便利なものまでご紹介するので、本気でリップケアに取り組みたい方、ぜひ最後までご覧ください。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること

リップクリームは、主に紫外線など外的要因から唇を保護する役割を担っていますが、唇美容液は高い保湿・美容成分を含んでいるため、通常のお手入れに加えるスペシャルケアとなります。

いっぽうバームは油分を多く含んでおり、軟膏のようなテクスチャーでうるおいを閉じ込め、持続します。美容液より唇への密着性が高いので、唇荒れが気になる場合におすすめです。それぞれの特性を理解し、唇の状態に合わせて使い分けましょう。

乾燥によりカサつく場合には、オイル系の美容液を使用するとツヤが出て、唇になめらかさを感じます。また、年齢によるハリ不足でシワが気になる場合には、ヒアルロン酸やプラセンタなどの保湿・美容成分が重点的に含まれている美容液を使用するといいです。

皮がむけやすい・赤くなるなど唇荒れのレベルが高い場合は、炎症を抑える成分であるグリチルリチン酸が含まれている美容液を選びましょう。グリチルリチン酸は甘草（カンゾウ）という植物由来の成分で、軟膏などにもよく使われている優れた抗炎症作用があります。なお、出血するようなレベルになると、美容液などでは対処できません。その場合は皮膚科を受診しましょう。

唇が弱く、すぐに乾燥したり皮がむけたりしてお悩みの敏感肌の方には、低刺激タイプのリップがおすすめです。低刺激タイプといえば、ベビー用やオーガニックタイプのものが有名ですが、プリプラやデパコスでも種類は豊富なので、自分に合ったものを見つけましょう。

購入前に商品の成分表をチェックすることが大切です。無香料・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリーと記載のあるものを選ぶようにしましょう。また、アレルギーテスト済と書かれているものも肌を刺激する成分が少ないためおすすめです。

就寝時の集中ケアに使用する場合は、寝具に美容液の色が付かないようにクリアタイプを選びましょう。日中でも下地として使用したり、クリアなので口紅の上に重ね塗りをすれば、唇をトリートメントしながらグロスとしても使えるので便利です。

色付きタイプはほんのりと発色するため、素のままよりも唇の色を明るく見せたい場合におすすめです。また、時短メイクにもつながるので、リップを何種類も使うのが手間という方に手軽なアイテムです。こちらもリップケアと並行できるので活用しましょう。

テクスチャーは、いつ使用するかによって使い分けましょう。デイケア用ならさっぱりと軽い付け心地の美容液にするとべたつきません。ナイトケア用なら寝ている間の集中ケアなので、こっくり濃厚な美容液でも気になりません。就寝中を利用してしっかりとうるおいをチャージしましょう。

屋外では、曇り空でも紫外線の影響や乾燥に唇をさらしています。無防備にしていると、しみができたり色素沈着によって唇の色がくすんでしまう可能性があります。お肌と同様に、唇もUVカットをするように意識しておきましょう。

移動程度ならSPF値が低くても問題ありませんが、長時間屋外に出る場合はなるべく高い数値のものを選びましょう。

チューブタイプの美容液はやわらかい液状になっており、伸びがいいので直接唇に塗布したり、指に取って塗布するなど手軽で使いやすいのが特徴です。外出先でも持ち歩けるので、カサつきやうるおい不足などが気になったらいつでも使用できます。

スティックタイプの美容液は、リップクリームに代表されるような固めのテクスチャーとなっているため、口紅を塗る前の下地としても使用できます。マットタイプや保湿成分の少ない口紅でも、うるおいを補えてつやつやのリップメイクが演出できるのでおすすめです。

ジャーに入っている美容液はジェル状になっているので、スパチュラやそのまま指ですくって使用するタイプになります。そのため、主に自宅でのケアで使う場合に向いています。また、容量が多いのでコスパがよく、パックなどでたっぷりと使用したい方におすすめです。

チップタイプはリップグロスのように、キャップを引き抜くとチップの先に適量の美容液が付いています。必要な量に調節しながら、唇の輪郭や口角などの細かい部分まで塗布できるので、均一に美容成分を行き渡らせられるのが特徴です。また、手も汚れないので、持ち歩きにもおすすめです。

人気スキンケアブランドでおなじみのオバジのリップエッセンスは、年齢に応じたうるおいケアとして生まれた「ダーマパワーXセラム」シリーズの唇美容液です。ビタミンA誘導体・コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンが、うるおいに満ちたボリューム感のある唇に導きます。

塗りやすく携帯しやすいチューブタイプなので、いつでもケアできます。

軟膏タイプの「ヒビプロLP」は、パンテノールやアラントインなどの成分と、優れた密着性のあるワセリンのダブル効果で極度に荒れた唇をなめらかに整えます。唇のほかに口角のひび割れなどの症状でお悩みの方にも有効です。

「リッププランパーエクストラセラムUV+」は、3Dヒアルロン酸など10種類の美容成分（※）を贅沢に含んだ日焼け止め美容液です。ぷるんと唇のキメが整い、プランプ効果で年齢による縦ジワもカバーします。

また、クリアタイプなので、口紅との併用やマスクを着用しても色移りの心配が要りません。

※フラーレン、ラ・フローラEC-12※2、3Dヒアルロン酸※3、セサフラッシュ※4、アルジレリン※5、
コラーゲン※6、ボルフィリン※7、セラミド3、リンゴ果実培養細胞エキス、ポリ（トリぺプチド-6）配合（すべて保湿）

※2 エンテロコッカスフェカリス　※3 ヒアルロン酸クロスポリマーNa
※4 加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオール　※5 アセチルヘキサペプチド-8
※6 加水分解コラーゲン　※7 ハナスゲ根エキス

低刺激設計のコスメを展開する、dプログラムの薬用唇用美容液です。抗炎症作用のあるグリチルレチン酸ステアリル・ヒアルロン酸を使用しており、長時間うるおいをキープします。敏感肌の方にもおすすめの無香料・無着色・アルコールフリーです。

スキンケアと同じように唇のケアを提案するタカミリップは、荒れや保湿などの基礎的な唇の保護にミネラルオイル、エイジングケア※に対応し、健やかで美しい状態に整えるセラミドなどが含まれています。

唇のターンオーバー機能のサポートに、1日10回を目安に塗り直すことを推奨しているので、いつも携帯しておきましょう。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること

整肌・保湿成分であるマローエキス(*1)とヒアルロン酸(*2)などの保湿成分がたっぷり含まれ、長時間うるおいのあるボリューミーな唇を演出できる美容液です。リップを塗る前の下地としても効果的で、チップタイプなので唇全体にムラなく塗れます。

また、無色ですがバニラミントの爽やかな香りがするのも特徴です。

(*1)ゼニアオイエキス(整肌成分)
(*2)ヒアルロン酸Na (保湿成分)

人気シリーズ「ザ・タイムR」のチューブタイプ美容液は、水溶性保湿成分が唇の角層まで行き渡り、うるおいとみずみずしさをキープします。また、乾燥だけでなくSPF18PA++と紫外線からもしっかりと唇を守るので、お出かけ前の口紅下地としてもおすすめです。

アユーラの唇美容液は唇荒れを防ぐアラントインや、うるおい成分であるモイストキャッチオイル（※1）・スクワラン・シアバター（※2）が含まれており、ぷるんとなめらかな唇を目指せます。

ベタつかず密着性が高いので、長時間しっかりと唇を守ります。また、デリケートな肌質の方にやさしいアルコール・防腐剤・鉱物油がフリーとなっています。

※1 テトライソステアリン酸スクロース

※2 シア脂

せっかく選んだ唇美容液も、適切な使用方法を守らなければ効果が得られません。以下のようにポイントを記載するので、ぜひ実践してください。

• 使用頻度は1日1回、特に寝る前に塗布すると翌朝に効果が分かりすいのでおすすめです。
• 使用量は製品ごとに異なるので、パッケージに記載してあるとおりにしましょう。唇全体にまんべんなく塗布します。唇のしわを埋めるようにやさしく塗りましょう。

さらに効果アップを狙うには、美容液を塗布したあと、うるおい成分を閉じ込めるようにパックと併用するのがおすすめです。唇用のシートパックはさまざまな種類が販売されており、ドラッグストアやバラエティショップ・ECサイトでも購入できるのでチェックしてみてください。

さまざまな唇美容液を紹介してきましたが、気になる商品はありましたか。うるおいのある唇は、日々のケアあってこそ実現します。リップケアに美容液を使用して、年齢を感じさせない魅力的な唇を手に入れましょう。こちらもあわせてご覧ください。