唇パックおすすめ20選｜口コミあり！家にあるものでもできる？韓国製品も！

唇荒れは空気が乾燥する冬季に多くみられますが、そもそもなぜ唇は乾燥しやすいのかというと、唇の構造によるものです。保湿をする油分が少なく角層が薄いためですが、マスクをしていたら保湿されているような気がするのに、なぜ乾燥するの？と疑問に思います。それは湿っているだけであって、マスクを外すと水分の蒸発とともに乾燥してしまうからです。

それゆえ、唇のケアは怠らないよう気を付けましょう。

パッチタイプと呼ばれる貼るタイプは、シートに保湿成分などが含まれており、そのまま貼るだけの手軽さが一番の特徴です。その形態から就寝前などのホームケアに限定されますが、寝ている間にじっくり染み渡るうえに乾燥も防ぐので、翌日の唇のコンディションが整った状態になります。

また、針状にして染み込みやすくしている商品もあります。

ティントタイプは口紅にもあるように、唇を染めるのが一番の特徴です。唇に塗布し、数分置いてから剥がすと色づくので、“唇のタトゥーパック“と呼ばれる場合もあります。製品によりますが、ティントタイプは見た目や感覚もマットな唇になりやすいので、バームなどで保湿もしましょう。

また、落ちにくさが売りでもありますが、オフをするときにはリムーバーやクレンジングが必要です。ティントタイプによってさらに乾燥を招かないよう、保湿成分が充分含まれているかを確認しましょう。

塗るタイプは唇への密着度が高く、しっかりと保湿・美容ケアできるパックです。形状はチューブタイプやスティックタイプとさまざまです。ジャーポット入りはスパチュラなどを使用して唇に塗布しますが、乾燥具合など唇の状態に合わせて分量を調整できるのでおすすめです。

ラップシートタイプは、唇にリップクリームやバームなどを塗布したあと、ラップのように覆って使用します。保湿成分がより行き渡るようにフタをする役目を果たすラップシートですが、手持ちのリップクリームやスクラブなどに合わせられるので、スペシャルケアの仕上げに使用するのがおすすめです。

先述のとおり、唇の皮は非常に薄いため乾燥しやすいパーツです。そのため、どのような保湿成分などが含まれているのか、あるいはどれくらいうるおいが持続するのかを見極めて選ぶ必要があります。植物由来の保湿成分や、うるおい成分として欠かせないセラミド・ヒアルロン酸などが含まれているものなど、唇の状態や好みによって選択してください。

唇パックには無香料タイプもありますが、鼻に近く微量でも口に入る可能性があるので、フルーツやスイーツなどいい香りのするタイプが多く、好まれています。1つのシリーズで何種類もの香りを展開しているパックであれば、日替わりや気分で変えてみるのもいいです。香料が苦手な方は香りの有無を確認しましょう。

リップパックが有名なチューシーは、一度は見かけたことがあるかもしれません。セラミドやヒアルロン酸・コラーゲンなどの高保湿成分のほか、植物由来のオイルを含んだハイドロゲルのパックは唇にぴったりと密着し、ぷるんと滑らかな唇へと導きます。ドンキやドラッグストアなど身近な場所で購入できるので試しやすくおすすめです。

世界約80か国で販売されているココスターのコスメのなかでも人気の高い、くちびる型のパッケージがインパクト大のパックです。ローズとチェリーブロッサムの2種類展開ですが、ローズはキメ・ツヤがアップし、チェリーブロッサムは唇の色が明るくなり、無香料となっています。どちらも高保湿なので、オーバーサイズのパックがしっかりうるおいを閉じ込めます。

使い終わったら小物入れとして再利用できるところもポイントが高いです。

ベリサムもさまざまなコスメで人気の韓国ブランドです。リップティントパックは貼って剥がすだけで、色づきが長時間持続する簡単パックとして支持されています。ウォータープルーフでにじまないので落ちにくく、角質ケアもできる優れものです。唇に残る色はジェルの色よりやさしく発色するので、ほどよく健康的な色つやの唇を演出できます。

メイク直しを極力減らす・メイクタイムがワクワクするようなコスメを提供するといったモットーを掲げているフジコからは、やはり時短に繋がるティントが人気です。自然な色合いが唇に残り、大人の上品な色気を感じられます。コップやマスクへの色移りがないので、リップティント塗布後に乾燥を感じたときでも保湿を重ねられます。

世界で初めてクッションファンデーションを発売した、アモーレパシフィック社のブランドのひとつであるラネージュ。人気コスメのリップスリーピングマスクはジャーに入っており、果実エキスやビタミンCなどが有効に働きかけ、翌朝にはうるおいに満ちた唇になります。ベリーやグレープフルーツの香りでリフレッシュできます。

リップルンは夜間集中ケア用のパックで、レチノールの作用によりキメが整い、ふんわりとした唇に仕上がります。ワセリンベースの濃厚なテクスチャーが、就寝中にしっかりと唇を保湿します。同シリーズのピーリングジェルがあるので、あわせて角質ケアをするとパックの保湿成分が届きやすくなるのでおすすめです。また、マツキヨなどドラッグストアで手軽に購入できます。

さまざまなプチプラコスメを展開するビューティーワールドの“ラップラップシリコンリップパック”は、唇型のシリコン製パックになっており、手持ちのリップクリームなどを塗布したあと、唇に密着させます。シリコンにはトルマリンやゲルマニウムが練りこんであるので、遠赤外線の効果で唇のコンディションが整います。また、水洗いして繰り返し使えるので経済的です。

老舗パフメーカーである石原商店の“恋のキス唇パックシート”は、唇型のデザインがかわいいフィルム状のシートになっています。唇にワセリンやリップバームなどを塗ったあとに貼り、剥がすとぷるんとした質感になっています。特に乾燥が気になる場合など、スペシャルケアアイテムとして人気です。

はちみつと砂糖を使用したリップパックは、簡単・シンプルながら唇の角質ケアができるスクラブの役割も兼ねています。はちみつが砂糖をまとめるので、しっかりと唇に密着してうるおいをもたらします。

材料は、砂糖とはちみつを1：1の割合で混ぜあわせるだけです。唇にのせたら10分程度置きますが、このときラップシートなどを使用するのがベストです。あとは蒸しタオルやコットンなどでやさしくふきとって完了です。以下、材料が変わってもパック方法は同じになります。

こちらは、はちみつがオリーブオイルに置き換わっただけですが、同様に1：1の割合で作ります。はちみつよりも混ぜやすいですが、少々垂れやすいテクスチャーになります。その場合はオイルの量を調整してください。なお、オイルはココナッツオイルやグレープシードオイルなど、お好みのものでかまいません。

乾燥から守ってくれるワセリンは、唇パックにも向いています。ガサガサで皮がむけるなどのトラブルを抱える唇におすすめです。同じく保湿性の高い砂糖を1：1で混ぜます。混ぜにくい場合はオリーブオイルを少々足してみましょう。なめらかでしっとりと落ち着いた感触になります。

なお、ワセリンは精製されている純度の高いものを使用するのがベターです。

それでは、作ったスクラブパックの使用法を紹介します。

1. ホットタオルで唇をふやかす
2. 綿棒で余分な皮を除去する
3. スクラブを唇に塗布後、1分程度やさしくくるくるとマッサージする（乾燥が気になる場合はさらにラップをし、10分程度置く）
4. ぬるま湯で洗い流したら、リップクリームなどでさらに保湿する

スクラブを10分以上放置すると、逆に唇が荒れてしまう可能性もあるので時間を守りましょう。

唇パックの効果をより発揮させるには、パック使用前後に充分な保湿が必要です。シートタイプのパックは剥がしてしまうとうるおいの持続力が弱いので、乾燥しないようにフタをするようなアイテムを追加しましょう。保湿性の高いワセリンやリップバームがおすすめです。

うるおいのある唇は心の余裕も感じられます。ここで紹介したパックやケア方法を実践して、思わず見とれてしまうようなやわらかリップを手に入れましょう。こちらもあわせてご覧ください。