香水アトマイザーのおすすめ19選｜ハイブランドやメンズ向けも紹介【漏れない】

香水アトマイザーは、香水を持ち運ぶ際にとてもおすすめなアイテムです。手のひらサイズの小さな容器なので、かばんの中でもかさばらず、衝撃に耐性がある・遮光性が高い・つけ足しやすいなどといった多くのメリットがあります。

そんな香水アトマイザーですが、「中身が漏れないか」・「移し方は難しくないか」・「ロールオンとスプレーどちらがいいか」といった疑問を感じる方もいるはずです。またハイブランド・プチプラともに展開が豊富な分、商品選びに迷ってしまう方も少なくありません。

今回はそんな方に役立つ、香水アトマイザーの選び方や、メンズ向け商品も含むおすすめ人気商品をご紹介していきます。また、無印や100均を含むおすすめブランドについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

香水アトマイザーとは、香水を移し替えて手軽に持ち運べるようにする、容量5mm程度の小さな容器です。香水アトマイザーを使用すれば、日中香りが落ちてきた際に香水を付け足したり、友人とお気に入りの香りをシェアしたりできるメリットがあります。

オーデコロンやオードトワレと呼ばれる香水は、香る時間が短く軽いのでスプレータイプを使いましょう。スプレータイプは放射状にミストが広がって香水を広範囲に多くつけられます。オーデコロンであれば1～2時間、オードトワレだと3～4時間香ります。

そのため、1日中香りを楽しむならアトマイザーでのつけ直しが必要になります。逆にオードパルファムやパルファムと呼ばれる重めの香水は、スプレータイプだとつけ過ぎになりやすいです。香りがキツイと思われてしまうので気を付けたいですね。

オードパルファムやパルファムと呼ばれる重めの香水を使いたいのであれば、ロールオンタイプのアトマイザーを使うのがおすすめです。ロールオンタイプは出口にボール状のものがついていて、それを転がすと狭い範囲にピンポイントで塗布できます。

オードパルファムであれば5時間ほど、パルファムだと5～7時間香るのが一般的です。香りが強めでも、塗布する面積が狭いのでキツイ匂いになりにくいのが特徴です。食事会や大勢での会食など、あまり香りを強くさせたくないときにも役立ちます。

偏りなく均一に香水をかけたい方には、霧状ミストタイプの香水アトマイザーを選ぶのがおすすめです。霧状ミストは名前のとおり香水を霧状に吹きかけられるタイプで、液だれしてしまったり、水滴になって残ったりしてしまう心配もありません。

中身を満遍なく吹きかけられるので、香水はもちろん、化粧水などを入れて使用するにもおすすめです。ただし乳液や粘度の高い化粧水の場合は詰まってしまう可能性もあります。使用前に容器に適しているかよく確認しましょう。

ガラス製のアトマイザーは、中身の香水が外の空気と触れづらく気化しにくい、劣化しにくいなどのメリットがあります。香りの質などを変性させたくないのであれば、ガラス製がおすすめです。

ただ、落とすと割れるなどのデメリットもあります。持ち運びが多く耐久性が心配ならば、外装がアルミ製で内部ボトルがガラス製のアトマイザーを選びましょう。

プラスティック製のアトマイザーは、ガラス製よりも割れにくく軽いので、携帯性に優れています。そのため、旅行や出張で数日だけ香水を持ち運びしたいときに役立ちます。

ただし、熱や衝撃によってボトルが変形しやすい、香水が空気と触れると劣化しやすいなどのデメリットもあります。香水を長期間入れておきたい場合や、熱や衝撃が加わるシーンではおすすめできないので、気を付けましょう。

外側のカバーがアルミ製・メタル製の香水アトマイザーは、衝撃に耐性がある・遮光性が高いなどのメリットがあります。しかもアルミは軽くて持ち運びにもおすすめです。移動が多い人や手荷物をなるべく軽くしたい人におすすめです。

アトマイザーを使ううえで気になるのが、香水の液漏れです。今までアトマイザー内の香水が漏れてしまって大変だった人は、吹き出し口の素材にこだわってみてください。吹き出し口の素材は主に、プラスティックや金属が使われます。

プラスティック製は、軽くて押しやすいですがスプレーの際に液漏れする場合があります。一方で金属製は押すときに力が必要ですが、密閉されるので液漏れしにくいのが特徴です。ただし、アイテムによって液漏れしやすさには差があるので、口コミで確認しておきましょう。

香水アトマイザーは基本的に、それによって香水を保管するようには作られていません。そのため「香水を大量に入れて置いておく」考え方ではなく、「少量を小分けにして持ち運び、一定期間で使い切る」考え方になります。

日常生活の外出時に使うのであれば、小さめのサイズがおすすめです。5ml以内であれば日常生活に適しています。旅行や出張に使用する方や、香水を多めに使う方は10ml以上のものが使い勝手がよくおすすめです。

遮光性があるか、ないかも大事なポイントです。特に置いておく場所や持ち運ぶシーンによって遮光効果の必要性が変わってきます。直射日光に当たってしまう機会が多いのであれば、遮光効果のある香水アトマイザーを選びましょう。

たとえば、メタル製のケースつきや色付きのボトルで遮光性の高いアイテムがおすすめです。逆に透明なボトルは光を通すため、劣化につながりやすいので気を付けましょう。

縦長でスリムなボトルデザインは、香水をスッキリ収納できるので持ち運びが多い人におすすめです。パンツのポケットやポーチや小さめのバッグでもかさばらずに収まります。スプレータイプのほか、ロールオンタイプのスリムボトルもありますよ。

ペンのような形で、クリップつきで留めておけるようなデザインはビジネスシーンやフォーマルな場で活躍してくれます。香水を人前でだすのには抵抗がある男性にもおすすめです。胸ポケットやパンツのポケット、バッグに内蔵しているペンホルダーに収納しておけばサッと取り出してつけ足しができます。

中身が透けて見える透明タイプの香水アトマイザーは、残量確認ができるのがメリットです。香水を塗布するときに残量がないなどのトラブルの防げます。なかには、アルミケースの一部が透明になっていてそこから残量が見えるデザインもあるので使いやすいものを選びましょう。

商品数は多くはありませんが、ネックレスのペンダントトップが香水のアトマイザーになっているアイテムもあります。デザインがシンプルなものもある一方、フェミニンなアイテムも多いので女性におすすめです。ネックレスとしてつけておけば化粧室に行ったときにサッと香水のつけ足しができます。

女性らしい色使いやデザインのアトマイザーも多くあります。かわいいパステルカラーのアルミケースや、カット面が美しいシンプルなガラスのアトマイザーも人気があります。優雅なデザインなど香水のイメージと合ったものを選ぶと、持ち歩いていても気分が上がりますよ。

メタル製で重厚感があるものや、シックでシンプルなデザインは大人の男性に人気です。一見、香水のアトマイザーとは分からないものもあるので、TPOによって使い勝手がいいアイテムを選ぶようにしましょう。

香水アトマイザーを購入するうえでは、使いやすさもしっかりチェックしたいポイントです。使用する際・詰め替える際のシーンそれぞれに着目して解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

使い勝手のいいアトマイザーをお探しの方には、スプレー部分やキャップ部分に着目して商品を選ぶのがおすすめです。人によって使いやすいと感じる形状は異なるので、店頭でサンプルを確認するなどして、慎重に決めましょう。

たとえばキャップ式のアトマイザーの方が使いやすいとに感じる方もいれば、回転してフタを開くタイプのアトマイザーが使いやすいと感じる方もいます。機能の高さやデザインも大切ですが、特に使用頻度の高い方は、自分に合った方を選んでみてください。

詰め替えに失敗しないか不安のある方には、ジョウゴといった付属品がついた製品を選ぶのがおすすめです。ジョウゴは、プラスチックや耐水ペーパーでできた液体の移し替えに役立つアイテムで、ジョウゴを使用すれば不器用な方でも簡単に香水を移し替えられます。

他にも、アトマイザー自体が詰め替えしやすいように設計されている商品も人気です。補助器具の用意は不要で、数秒で香水の補充を完了できるおすすめなアイテムなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

バックに1つ入っているだけで気分があがるシャネルのアトマイザー。基本的には、シンプルなものが多いですが、シャネルのロゴマークが特別感を出してくれます。

色も可愛らしいピンクから大人なイメージの黒もあるので、好みの商品を見つけて、幅広い年齢層の方に使えます。

ディオールの女性らしくエレガント雰囲気にぴったりなアトマイザー。布製で高級感があり、アクセサリー感覚で持ち運べます。

香水とセットで販売してるので、普通では買えない特別感もあります。お誕日や記念日など、特別な日の贈り物としてもおすすめです。

トラヴァーロは、イギリスから来た香水アトマイザーのブランドです。デザイン性が高く、おしゃれで高級感がある見た目が人気です。香水からボトルに直接入れられるバルブパーツは特許を取っており、使いやすさもまた大きな魅力です。

ジャックマルコスは、個性的なデザインを出しているのが特徴です。たとえば六角柱のヘキサゴナルシェイプや、楕円型で手にフィットするオーバルシェイプの香水アトマイザーなどがあります。女性らしいフェミニンな見た目のアイテムから男性にも愛されるシックで大人っぽいアイテムまで、多彩なバリエーションがあるのも魅力です。

ヤマダアトマイザーは、日本製でしっかりとした作りにも関わらず、価格が安いのが特徴です。高品質でコスパがいいので愛好者も多くいます。デザインはシンプルで、ムダを省いたような外観が際立ちます。詰め替えに使えるノズルやジョウゴ、香水の見分けがつく目印シールなどが付属し、使いやすいように細かい点まで配慮されています。

無印良品が出しているアトマイザーは、外観がアルミ製でなかにガラスボトルが入っています。軽量性や耐久性の高さだけでなく、遮光効果があり品質が劣化しにくいメリットまであります。スプレータイプやロールオンタイプが展開されており、液漏れのしにくさが人気です。

ドンキホーテにも香水のアトマイザーがあります。シンプルで高機能のものや、若い子に人気のかわいいキャラクターデザインのもの、ケースつきで持ち運びがしやすいものなどさまざまです。

そこまで商品数が多いわけではありませんが、店舗が近くにあって急遽明日使いたい場面でおすすめです。

たとえばダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均にも、香水アトマイザーが市販されています。アルミケースつきのものや、ガラス製で残量が確認しやすいもの、女性らしい流線型のデザインなど多くの商品が展開されているのです。

ただ、商品によっては液漏れしやすい、キャップが閉まりにくいなどの不具合もあるので気を付けましょう。商品数の幅広さや口コミの確認によって選ぶならオンライン購入の方がおすすめです。

詰め替え用のノズルが付属している香水アトマイザーがあります。詰め替えノズルを使えば、手を汚さずに香水ボトルからアトマイザーに詰め替えられます。

ただしこちらは、香水ボトルのスプレーするパーツを外せるもののみ使えます。使い方としては、ボトルのスプレー部分を取り外し、詰め替え用のノズルを取り付けます。幾度かプッシュするだけで簡単に移し替え可能です。

ジョウゴ（漏斗）を使えば、スプレー部分が外せない香水でもアトマイザーに詰め替えられます。ジョウゴは立体的な形をした円錐や三角形の筒で、先端の細い部分をアトマイザーの口に入れ、傘上のところに香水を吹きつけて使います。

付属でジョウゴが付いているアトマイザーもありますが、ないときは単品をネットで購入できます。形がしっかりしたプラスティック製のものから、折り漏斗折りたたみ式のものまで揃っています。

香水のボトルには、キャップや蓋が開けられるものもあります。そのようなタイプには、シリマーやスポイトを使って詰め替えをしましょう。シリマーは針が着脱できる注射器のような形で、香水を吸い上げて移します。

スポイトも同じように吸い上げ式で詰め替えができるものです。どちらも簡単に使えるので初心者さんにもおすすめです。

クイックアトマイザーを選べば、最小限の工程で簡単に詰め替えができます。香水のボトルのスプレーのヘッド部分を外し、クイックアトマイザーの底を押し付けるだけです。

いつも香水が飛散してしまう人や、いつも詰め替えがうまくいかずに漏れる人はぜひ試してみてくださいね。

最近ではアトマイザーのなかにアルコール除菌水やアルコール消毒液を持ち運ぶ人も増えています。今回紹介したアイテムのなかには何本か入ったセット品もあるので、香水入れとしてだけでなく、アルコール除菌水の持ち運びとして使うのもおすすめです。

ただし、商品によっては高濃度のアルコールを入れられないアトマイザーもあります。選ぶ前にしっかり確認しておきましょう。

香水アトマイザーを快適に使用するためには、定期的なお手入れが必要不可欠です。香水アトマイザーをお手入れする際は、無水エタノールやお酢などを洗浄液として活用しましょう。詳しいお手入れ方法は以下を参考にしてみてください。

【無水エタノールでお手入れする方法】

1. 危険防止のため、マスクと手袋を着用する。
2. 無水エタノール・カビキラー・お酢のいずれかをアトマイザーに入れる
3. 数回プッシュし、中身を噴射する
4. 溢れない程度の高さまでエタノールを追加し、7日ほど放置する
5. 中身を流して、自然乾燥させる

【お酢でお手入れする方法】

1. お酢と水を1:3程度で割る
2. アトマイザーのスプレー部分を1に12時間漬ける
3. 水でお酢をしっかり洗い流し、乾かす
4. ボトル部分は、中に穀物酢を注ぎ、7日ほど放置する
5. 水でお酢をしっかり洗い流し、乾かす

香水アトマイザーがあれば、外出先でも手軽に香水を付け直せるのでとても使いやすいです。複数を持ち運べば、好きな香りをミックスして楽しめます。ぜひ香水の香りでライフスタイルをより豊かにしましょう。