油脂系クレンジングのおすすめ9選｜ドラッグストアで買えるもの・やり方も

肌が乾燥しやすい方が洗顔する場合、クレンジングを使うと肌が突っ張ったり、かさつきが気になったりするものですよね。肌に刺激が少なく、汚れもしっかり落とせるクレンジングをお探しの方も少なくありません。

上記のような方には、「油脂系クレンジング」がおすすめです。クレンジングにはさまざまな種類がありますが、中でも油脂系クレンジングの商品は肌に刺激が少ない材料を採用しており、汚れも落とせる優れものです。

本記事では油脂系クレンジングについて解説しながら、ドラッグストアでも買えるものからデパコスまで、おすすめの市販商品を紹介します。

クレンジングの種類はたくさんありますがタイプは「オイル」・「クリーム」・「ミルク」・「リキッド」の4種類に分けられます。油脂系クレンジングはオイルタイプの中の1つで、オイルタイプは他に「ミネラルオイル系（鉱物油）」・「エステル系（合成された油）」に分けられます。

高い洗浄力のオイルタイプのクレンジングですが、ミネラルオイル系は特に、洗浄力が強く肌の油分まで奪ってしまいます。肌の油分、水分を保ちつつしっかり洗浄できるバランスに優れているのが、油脂系のクレンジングオイルです。

油脂系クレンジングは主成分が「オリーブ油」・「コメヌカ油」など肌の成分に近い油脂でできているので、肌なじみがよく肌に刺激が少ないのが特徴です。

肌の油分を奪いすぎないので乾燥しにくく、こすらなくても汚れがしっかり落ちるのでダブル洗顔不要、使い続けると毛穴が気にならなくなる、といった嬉しいメリットがたくさんあります。

油脂系クレンジングの原材料は原価が高いので値段が高く、ドラッグストアでも取り扱いが少ないので、購入場所が限られるのがデメリットです。マスカラなどの濃いメイクは落ちにくい場合もあります。

自然由来なので肌への刺激は少ないですが、もともと皮脂量が多くニキビに悩んでいる方は肌に合わない場合もあるので、様子を見ながら使うようにしましょう。

乾燥しがちな乾燥肌の方は、高保湿成分が含まれるクレンジングを選びましょう。植物性の保湿成分を使用しているものや、W洗顔不要なものがおすすめです。乾燥肌の方向けと書かれているものをチェックすると失敗が少ないです。

敏感肌の方は、刺激が少なく、肌にやさしいクレンジングがおすすめです。着色料やパラベン・アルコール・鉱物油などが入っていないものがこれにあたります。天然成分・植物成分の多いものを中心にチェックするのがおすすめです。

ベタベタしやすい脂質肌の方は、洗い上がりがさっぱりと仕上がるものがおすすめです。保湿成分が含まれているものであれば、さっぱり洗い上げても突っ張る心配がありません。植物性オイルのみを使用しているものであれば、肌にも刺激になりにくいです。

マツエクをしている方は、マツエクに影響が出ないようにマツエク対応のものを選びましょう。非対応を使用すると、せっかくつけたマツエクがとれてしまったり、肌トラブルを引き起こす場合があります。

まず、パッケージにマツエクOKの表示があるかを確認しましょう。一般的に、オイルが含まれているものはマツエクには使えないものが多いですが、最近ではマツエクのグルーに影響の少ないオイルクレンジングもあります。表示を確認して、その中から自分にあった使用感のものを選びましょう。

時短でサッとメイクを落としたい方は、W洗顔不要のものを選ぶのがおすすめです。メイク落としのあとに、洗顔する必要がなく、そのままスキンケアに移れます。洗い上がりがベタベタしないものや、うるおいを残しつつメイクを落とせるものを選ぶといいです。

クレンジングをお風呂で使うなら、濡れた手でも使えるタイプがおすすめです。使う場所を選ばないのが魅力です。

一般的なクレンジングオイルは、ほとんどが油分でできているので、水が加わると乳化してしまい、メイク落としの効果が低下します。しかし、手が濡れていても使えるクレンジングオイルは、特殊な加工で乳化が起こらないようにしてあるので、少し水がく加わっただけなら、メイク落としの効果は低下しません。

油脂系クレンジングオイルの価格帯はどれくらいなのでしょうか。デパコス・プチプラのそれぞれについて解説します。

30代をすぎると、肌の悩みが増えてくるものです。そんな年代には、高品質のデパコスがおすすめです。専門の販売員が、使う人の悩みに合わせて選んでくれるので、どれを選んでいいかわからない方も失敗が少ないです。成分表示をしっかりチェックした上で自分に合うものを選びましょう。

近くのドラッグストアで手軽に買いたい方やコスパを求める方には、プチプラのクレンジングがおすすめです。1,000円以下で買えるものも多く販売されています。ただし、安いものでも成分表示はしっかり確認して選びましょう。

保湿成分の米ヌカ油が主成分で、貴重なアルガンオイルも入っています。サラッとしたテクスチャーで、しっとりした洗い上がりです。ポイントメイクまでしっかり落としてくれます。

無印良品でも油脂系クレンジングの購入が可能です。オリーブ油がメインで、エステル油も入っています。完全な油脂系クレンジングではありませんがコスパが良く、手軽に購入できるのが魅力です。

無印良品のクレンジングはさまざまな商品がありますが、ミネラルオイル不使用の「敏感肌用」と書かれているものを選びましょう。

くまもんのパッケージが目を引くデザインの、「おひさまでつくったクレンジングオイル」。米ヌカ油がベースになっていて、値段も安いのが嬉しいです。

トロっとしたテクスチャーで流した後もつっぱらず、もっちりした洗い上がりです。

コメヌカ油・コメ胚芽油などが主成分の、植物成分が100%の油脂系クレンジングです。肌に刺激の少ない成分が、汚れを浮かせてスッキリ落としてくれます。皮脂の成分であるオレイン酸がたくさん含まれていて、肌にもともとある脂分と相性がいいのが特徴です。

マツエクOK、お風呂で使えてダブル洗顔も不要なのも嬉しいです。ドラッグストアで手軽に入手できます。

韓国コスメブランドの魔女工房から出ているピュアクレンジングオイルは、天然由来99.9%で、水に塗れると乳化するオイルが汚れをしっかり落とします。ウォータープルーフの化粧品もするりと落ち、つっぱらずにしっとり仕上がると、韓国で大人気のアイテムです。

ホホバオイルや植物性スクワラン・米ヌカ油の他にもアロマ系のオイルも入っているので、香りでリフレッシュできます。

油脂系クレンジングのやり方を見ていきます。

1. メイクを落とす
2. 顔の水分を拭き取る
3. 小鼻の周りなど気になる部分に油脂系クレンジングをつける
4. 5～10分、湯船につかる
5. オイルが白く乳化したら水を足して洗い流す
6. W洗顔したい方は洗浄力控えめの洗顔料で洗う

W洗顔が必要ない方は手順5まででOKです。

ドラッグストアでも、油脂系クレンジングの取り扱いがあります。「ウーマンメソッドAAAトリートメントクレンジングオイル」は、マツキヨで購入可能です。主成分がトウモロコシ胚芽油で、ドラッグストアで買える優秀な油脂系クレンジングオイルです。

菊正宗の「マイルドクレンジングオイル」はウエルシアで購入が可能です。

肌に負担が少なく、潤いを残しつつもしっかりとメイクを落としてくれる油脂系クレンジングは優秀なクレンジングアイテムです。成分をチェックし、プチプラ・デパコスなどの中から好みに合わせて選んでみてください。こちらもあわせてご覧ください。