W（ダブル）洗顔不要のクレンジング28選｜プチプラ・敏感肌向けも

メイクをしたなら、肌荒れを起こさないためにもクレンジングをして肌を労わるのが大切ですが、仕事で遅くなった日や疲れた日はなるべく手軽にメイク落としがしたいもの。そこでおすすめなのがW（ダブル）洗顔不要のクレンジングです。

W洗顔不要のクレンジングとは、クレンジング後の洗顔をする必要がないクレンジングで、メイク落としを時短できる魅力があります。中には、エイジングケアや肌ケアが同時にできるアイテムも。

そこで今回は、W洗顔不要のクレンジングの特徴や選び方・使い方などを解析していきます。敏感肌の方も使いやすい商品や、クレンジングミルク・泡クレンジングなどさまざまなタイプの商品、プチプラ・デパコスのおすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること

そもそも「ダブル洗顔不要とは？」「クレンジングとダブル洗顔は何か違うの？」と疑問に思う方も多いはず。

ダブル洗顔とは、クレンジング後に洗顔料で洗顔をすることです。「ダブル洗顔不要」と謳うメイク落としは、クレンジングのみで洗顔の効果もあるため、メイクを落とした後に洗顔をする必要がありません。

通常、クレンジングはメイクや日焼け止めなど油性の汚れを落とすもの、洗顔は汗や皮脂など水性の汚れを落とすもののため、別々に行わなくてはいけません。ダブル洗顔不要のクレンジングは水に混ざりやすく、水性・油性両方の汚れを落とすことができます。

W洗顔を行うと本来肌に必要なうるおいが奪われがちになるため、乾燥肌や肌荒れの原因になりやすくなります。しかしW洗顔不要のクレンジングだとクレンジングのみでメイクや汚れが落とせるので、肌にかかる負担を軽減できます。肌トラブルを起こしやすく敏感肌の方でも使いやすいです。

クレンジングと洗顔をそれぞれ購入すると、1000円〜5000円前後の出費になりますが、W洗顔不要のクレンジングだと洗顔まで1つで完結できるため、洗顔料にかかる費用をカットできるメリットがあります。メイク落としにあまり費用をかけたくないなら、W洗顔不要のクレンジングがおすすめです。

W洗顔不要のクレンジングにはメイクや皮脂汚れ・大気中のホコリなども一緒にケアできるように、水性と油性に対応する洗浄力の高い成分が含まれています。そのため、何度も顔を洗う必要がなく、これ1つで毛穴に入り込んだ汚れもスッキリ落とせる特徴があります。

リキッドタイプのクレンジングは、ウォーターベースのサラサラしたテクスチャーで、油分が少ないのが特徴です。とろみもほとんどないため肌にとどまりにくいですが、柔らかい使用感と高い洗浄力でマスカラやアイラインなどの濃いめのメイクもしっかり落とせます。

ベタつきがなく軽い力でメイクを落とせて、さっぱりした洗い上がりが好みの方におすすめです。

オイルタイプはとろみのあるテクスチャーで肌馴染みがよく、洗浄力効果が高いのでアイメイクやしっかりメイクでもスルッと馴染んでキレイに落とせる特徴があります。しかし、オイルタイプは必要な皮脂やうるおいを取りすぎてしまいがちなので、乾燥肌や敏感肌の方は使用量や使用方法・クレンジング後のケアに注意しましょう。

バームタイプは見た目は固形ですが、肌にのせると体温で溶けてトロトロとした柔らかいテクスチャーになる特徴があります。オイルタイプやリキッドタイプなど液状タイプが苦手な方でも扱いやすいタイプです。

バームタイプは、メイクに馴染みやすくさっぱりと洗い流せるうえ、肌に必要なうるおいは残してくれるので乾燥肌の人でも使いやすいです。

ジェルタイプはプルプルとしたみずみずしいテクスチャーで、肌にのせると滑らかな質感になり、肌の指の間のクッション代わりとなるため肌への摩擦や負担を軽減できる特徴があります。

ジェルタイプには水性と油性がありますが、肌が敏感な人は優しい使い心地の水性を選び、脂性肌・普通肌の人にはしっかり落とせる油性のクレンジングがおすすめです。

ミルクタイプは乳液のようにみずみずしくもトロッとしたなめらかなテクスチャーが特徴です。クレンジングミルクには、肌への負担が少ない水溶性の成分が多く使われているため、必要な皮脂やうるおいは残しつつ、メイク汚れをしっかり除去できます。

ベタつきもなく、しっとりとした使い心地なのでナチュラルメイクや乾燥肌・敏感肌の人でも使いやすいです。

ローションタイプに含まれている成分は主に水分なので、サラサラしたテクスチャーなのが特徴です。ベタつきもなく、さっぱりした使い心地で肌へのダメージも少ない魅力がありますが、ローションタイプの洗浄力は弱めなので、脂性肌の方はコットンにクレンジングを含ませて使用するのがおすすめです。

コットンを使う際には摩擦が起きないよう、クレンジングをたっぷり含ませて優しく拭き取りましょう。

クリームタイプは、滑らかな使い心地と肌と指の摩擦が起きにくい特徴があります。メイク汚れや毛穴汚れはしっかりと除去しつつ、肌のうるおいはしっかりキープしてくれるので、敏感肌の人でも使いやすいです。

また、クリームタイプは液ダレの心配もなく、肌にしっかりのるのでクレンジングが苦手な人やメイク初心者でも扱いやすくおすすめです。

シートタイプはクレンジング液がシートに含まれているので、寝転びながらやスマホを操作しながらなど、手軽にメイクが落とせる特徴があります。また、持ち運びにも適しているので旅行にもおすすめ。しかし、シートタイプは強く擦ると肌と摩擦が起きて肌トラブルの原因となるため、使用するときには注意が必要です。

濃いメイクの時や落ちにくい場合は、クレンジングシートをしばらく肌にのせてから優しく拭き取ると落ちやすいです。

フォームタイプは洗顔料のような使い心地が特徴。ポンプから泡で出てくる「泡クレンジング」タイプなら忙しい時やメイク落としが面倒な時でもサッと使えます。

肌に必要なうるおいを残しつつメイクを落としてくれるものが多いので、乾燥肌の方にぴったりです。

クレンジングを選ぶ時には、含まれている肌ケア成分にも注目しましょう。30代ならメイク汚れをしっかり落としつつ、しみやシワ・ほうれい線などを予防するエイジングケアタイプがおすすめです。

また、40代・50代は肌の乾燥を防ぐために保湿力にも注目し、肌への負担を考慮して無着色・着色料フリーなど刺激になる成分が含まれていないクレンジングを選びましょう。

※エイジングケアとは年齢に応じた今の肌に潤いを与えること

W洗顔不要のクレンジングは、洗顔をする手間が省けるので手軽に使えて時短にもなりますが、シーンを合わせた使い方ができるタイプを選ぶとさらに便利です。

塗れた手で使えるタイプだとお風呂に入りながらメイク落としができたり、マツエク対応タイプだと付けているマツエクへのダメージを軽減できたりするので、ライフスタイルに合ったクレンジングを選びましょう。

ご自身の肌質に合わせて選ぶのも大切です。肌質に合っていないクレンジングを使うと、肌荒れやトラブルの原因となる場合もあります。

乾燥肌の方は、マイルドな使用感のものや保湿成分が配合されているもの、ミルクタイプのクレンジングがおすすめ。敏感肌の方は肌を刺激するアルコールやパラベンなどが入っていないものを選びましょう。脂性肌の方はさっぱりめの洗い上がりのものやジェルタイプを選ぶと失敗しにくいです。

年代によっても合うクレンジングは異なってきます。たとえば、皮脂分泌が多い10代にはさっぱりとしたジェルタイプが、しっかりメイクが増える20代にはオイルタイプがおすすめです。

30代は肌がゆらぎやすい時期のため、ミルクタイプなどのマイルドなものがおすすめ。皮脂分泌の減る40代や50代は保湿成分が多く刺激が少ないものを選ぶといいです。美肌成分や美白成分などが含まれているものを選ぶのもひとつの手です。

W洗顔不要のクレンジングの価格は600円〜1500円前後のプチプラなものから3000円以上のデパコスのものまで幅広くありますが、毎日使うなら継続しやすいプチプラなクレンジングがおすすめです。

コスパよく使えるうえドラッグストアで販売されているので、使っているクレンジングの量が少なくなった時にも手軽に買えておすすめです。

W洗顔不要クレンジングは、ツルハやウエルシアなどのドラッグストアやドン・キホーテ・ロフトなどでも販売されているので手軽に購入できます。

しかし、塗れた手で使えるタイプやシートタイプ、泡タイプなどはお店によって置いている商品が異なるので、気になるクレンジングがある場合はあらかじめお問合せをしておくとスムーズに購入できます。

泡タイプやオイルタイプ・バームタイプなど、シートタイプ以外のテクスチャーを使うときは中指と薬指を使い、くるくると円を描きながらクレンジングとメイクを馴染ませ優しく落としていきます。シートタイプは、鼻側から外側にむけて優しくメイク汚れを拭き取っていきます。

アイメイクやポイントメイクが落ちにくい場合は、シートをのせて少し時間を置くと落ちやすくなるので試してみてください。ゴシゴシと力を入れると肌に負担がかかり肌荒れの原因となるので注意しましょう。

W洗顔不要のクレンジングはメイク汚れだけではなく、毛穴汚れもしっかり落としてくれます。同時に肌ケアができる成分が含まれている製品もあるので、W洗顔不要のクレンジングを取り入れて有意義な時間を過ごしましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。