【2023】虫除け兼用の日焼け止めおすすめ11選｜赤ちゃん・子供に使える？

登山やバーベキューなどのお出かけは、紫外線も虫も気になるものです。しかし、日焼け止めと虫除けを両方持って行くのは荷物になります。そんな時に重宝するのが、日焼け止めと虫除けが同時にできる虫除け兼用の日焼け止めです。

虫除け兼用の日焼け止めは、1つあれば2つの役割を果たしてくれる便利なアイテムです。しかしいざ購入するとなると、成分や肌への負担など、何を基準に商品を選ぶべきか、迷ってしまう方も少なくありません。

今回はそんな方に役立つ、虫除け機能付きの選び方や、「子供にも使える？」「日焼け止めと虫除けスプレーを併用するならどっちが先？」といった疑問について解説していきます。アロベビーなどのおすすめ人気商品もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。。

虫除けスプレーは、虫除けに特化したイカリジンやディートを含んだものが一般的ですが、虫除け機能付きの日焼け止めはミント・レモングラス・シトロネラ・ユーカリなど虫が嫌うハーブの香りが付けられています。

虫にとっては嫌いな香りでも、人間にとってはハーブの爽やかな香りで快適に過ごせるので虫除けの独特なにおいが苦手な方にも好評です。暑さが不快な夏のレジャーも、ハーブの香りで心地よく過ごせるよう演出してくれます。

アウトドアでは手に荷物を持っていたり手が汚れているときも多く、クリームタイプよりも片手でさっと塗れるスティックやスプレータイプが手軽に塗りなおせて重宝します。また、肌に直接塗れて手もべたつかないのでチェックしてみてください。

メイクをしているときには、メイクの上からでも使えるタイプを選んでください。重ね塗りしても、メイクがドロドロになって落ちてしまうことを防ぎます。

皮脂吸着パウダー入りで皮脂を抑えてくれるものあり、夏にメイクをして外出するときに持っていると便利です。

オーガニックの原料を使ったノンケミカル*1の商品なら、刺激となりにくく敏感肌の方でも使用しやすいです。化粧品の塗布によるヒリヒリや赤み・かぶれが気になる方はノンケミカル*1の商品を選びましょう。ただし人それぞれ肌の状態が違ったり肌との相性もあるので、ノンケミカル*1の商品であっても念のため使用前にパッチテストをしてから使うようにしましょう。

*1　紫外線吸収剤不使用のこと

※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません

夏のアウトドアでのレジャーは、たくさん汗をかいたり水遊びで濡れたりもするので、大量の汗や水分にも落ちにくいウォータープルーフタイプを選びましょう。

塗れても効果が落ちにくいので、紫外線も虫も気にせず思いっきりレジャーを楽しめます。キャンプやバーベキューのお供に、ぜひお持ちください。

ここからは虫除け兼用の日焼け止めを取り扱うおすすめメーカー2社の特徴についてご紹介していきます。商品選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

オーガニック素材の虫除け兼用日焼け止めをお探しの方には、アロベビーの製品がおすすめです。アロベビーは無香料・無着色の自然由来の素材を扱った製品を展開するメーカーで、その使い心地の良さから人気を集めています。

虫除け兼用日焼け止めは「UV&Outdoor Mist」の名前で販売されており、赤ちゃんでも使える肌への優しさが特徴となっています。スプレータイプなので吹きかけるだけで簡単に塗れ、ベタつきも少ないです。お母さんにもお子様にも魅力的な商品なのでぜひチェックしてみてください。

実際の商品を見てから購入したい方には、ドラッグストアでも購入できる、ママバターの虫除け兼日焼け止めがおすすめです。ママバターでは、植物由来ならではの魅力を持つシアバター*シア脂（保湿成分）をベースに、ボディローションやハンドクリームといったボディケアアイテムを多数展開しています。

虫除け兼日焼け止めの「ママバターUVバリアモイストクリームアロマイン」は、天然由来の保湿成分であるオーガニックシアバターがベースとなった日焼け止めです。クリームタイプの日焼け止めで、赤ちゃんへの使用や石鹸でのオフも可能となっています。

虫除けもできる日焼け止めによく使われているユーカリ油（レモンユーカリ油）は、厚生労働省も使用を推奨しています。しかし、ユーカリ油に含まれる物質であるシネオールについて、アメリカの疾病予防管理センターが3歳未満の子どもの肌には使用しないよう呼び掛けています。

大人が使う分には問題ありませんが、3歳以下の赤ちゃんや子どもに虫除け機能付きの日焼け止めを使う場合は念のため含まれている成分をよく確認してから購入するようにしましょう。

下記記事では赤ちゃんに使える虫よけ商品を紹介しています。

虫除けと日焼け止めの兼用タイプは、虫除け専門の商品よりも虫除けとしての効果は劣ってしまいます。そのため、虫が多い場所や虫除けの効果を重視したいときは虫除けスプレーと日焼け止めの併用がぴったりです。

日焼け止めと虫除けスプレーを併用するときには、日焼け止め→虫除けスプレーの順番に使用しましょう。なぜなら、虫除け剤は空気中に揮発して空中の虫除け剤の濃度がある程度高くならないと効果が出ないからです。

日焼け止めを後から塗ると、虫除け剤が揮発するのを邪魔してしまいます。一番最後に虫除けスプレーを使えば虫除け効果がしっかり発揮されやすいので、ぜひ実践してみてください。

ディート入りの虫除けスプレーとは、虫除けの効果に優れた成分「ディート」が含まれた虫除けです。ディート不使用の虫除けよりも害虫への防御能力が高い点が魅力ですが、「12%以下のディートを含む場合は生後6か月から使用可能」といった、子供へは使用制限が設けられています。

年齢制限があると聞くと、「ディート入りの製品は危険なのではないか」と感じる方もいるはずです。しかし、製品ごとに指定されている年齢制限や使用法を守れば健康には問題をきたしません。製品の表記をよく確認し、正しく使用しましょう。

虫除け機能付きの日焼け止めは、虫除けと紫外線カットが同時にできてお手軽です。この記事を参考に虫除け機能付きの日焼け止めを選んで、虫も紫外線も気にせず夏のレジャーを楽しみましょう。