脂性肌におすすめのファンデーション30選！おすすめのベースメイク方法も紹介！

「化粧を朝しっかりとしてもすぐに脂浮きしてしまう」「汗をかきやすくて、すぐにメイクが崩れてしまう」など、脂性肌ならではの悩みを持つ人も多いと思います。脂性肌タイプの人はスキンケアに気遣うだけでなく、適切なメイクアイテムの使用とメイク方法も大事です。

特に、ファンデーションが崩れやすい・時間が経つと顔にテカリが出るなどで悩んでいる人が多いです。そこで今回は、脂性肌におすすめのメイク方法とファンデーションの選び方などについて解説していきます。

せっかく丁寧にメイクしたのであれば、サラサラの肌できれいな状態を長時間保ちたいものです。長時間経ってもメイクの崩れが少ないファンデーションを探してみましょう。

脂性肌の1つであるオイリー肌は、顔の皮脂が過剰に分泌されている肌を指します。一般的に多くの人が「脂性肌」と聞いたときに連想するのがこのタイプです。オイリー肌は、季節を問わずに皮脂で肌がてかったりベタ付きがあります。

皮脂が過剰に分泌した肌はバリア機能が低下しています。肌は「皮脂をさらに出して肌を守らなければならない」と察知し、さらに脂を出すように働きかけます。オイリー肌は、メイクが崩れやすく肌荒れしやすく肌のキメの粗さも目立つ傾向です。

一見充分に肌が潤っているように見えても、肌は無防備な状態になっています。また、オイリー肌にはメイクが崩れやすくニキビができやすい特徴や、ポツポツとした毛穴が目立つ特徴もあります。

脂性肌には表面は脂浮きをしていてベタついて、肌の内側は乾燥している「インナードライ肌」もあります。自分は油分と水分が十分足りていると思い、とにかく時間があればマメに洗顔をしがちです。

しかし、洗浄力の高い洗顔料で洗顔をし過ぎたり洗顔後の肌の保湿が不十分だと、肌がこれ以上の乾燥を防ぐため、肌は余計に脂を出してしまいます。自分の肌がインナードライかどうかは、化粧品カウンターなどのカウンセリングで水分・脂分を量って貰えます。

脂性肌は肌のべたつきや、時間が経つとファンデーションがヨレるなどのトラブルが発生しがちです。またメイク崩れの悩みも多いようです。脂性肌になる原因は、生まれつきの肌質だけではありません。睡眠不足や脂質の多い食事が多いなども関係しています。

また、油分の多いスキンケア用品を使うのも脂性肌になる原因の1つです。皮脂分泌が多いと肌の汚れが取れにくくなり、吹き出物など肌トラブルも起きやすくなります。肌に合ったファンデーションを選びと正しいスキンケアを行いましょう。

Tゾーンや頬・顎部分の皮脂浮きが気になる肌のは、油分が少ないパウダー・ルースファンデーションがおすすめです。ファンデーションの油分と肌の皮脂が混じり合うと、テカリが促進されてしまうので、油分が控え目で皮脂を吸収する成分入りのファンデーションがピッタリです。

パウダーファンデーションは油分が10%・粉が90%の割合です。ルースファンデーションは油分がさらに少なくて油分が5％・粉が95％です。油分控え目で色素 (粉)が多いと粉が皮脂を吸い取りテカリを抑えてくれます。

リキッドタイプのファンデーションは、肌に塗るとピッタリと密着する特徴のファンデーションです。薄く付いて軽くナチュラルな仕上がりも魅力です。

中にはウォータープルーフ処方のリキッドファンデーションもあり、汗をたくさんかくスポーツ用やアウトドア用、水に濡れるウォータースポーツをするときなどに便利です。

また、粉の構造が空洞になったドーナツ型のファンデーションもあります。皮脂が空洞からすり抜けて混ざらず、サラサラとした肌をキープします。

近年、日本でもでもさまざまなクッションファンデーションが開発・販売されています。クッションファンデーションとは、スポンジ (クッション)にリキッド状ファンデーションが染み込ませてあるものです。

付属しているパフでクッションを手で押し、ファンデーションを取って軽く叩くようにポンポンと肌に塗って使います。軽く肌に叩いて付けるだけの手軽さと、みずみずしい仕上がりが魅力です。

脂性肌の人がクッションファンデーションを選ぶときには、セミマット仕上げのタイプを選ぶと、よりナチュラルに仕上がります。

脂性肌の人の中には、ニキビや吹き出物などができて肌が荒れている悩みの人も多いかもしれません。ミネラルファンデーションは、メイクしても肌への負担が少なく敏感肌の人も使える特徴があります。

天然のミネラル（鉱物）が主成分で、防腐剤や安定剤などは最低限の量に抑えてありシンプルな成分構成です。ミネラルファンデーションはクレンジングが不要な点も魅力です。石鹼でも簡単にファンデーションを落とせます。

肌にいい保湿成分や美容成分などが豊富に含まれていて、メイクしながら肌に潤いを与えます。

パウダーファンデーションの水ありタイプとは、肌タイプによって化粧スポンジに水を含ませて使うファンデーションです。皮脂が多く浮きやすい夏用ファンデや、アウトドアシーン・忙しくてなかなかメイク直しができないときにもピッタリです。

ファンデーションは水を含むとノリのような密着力を持ち、肌にピタッと密着する特徴があります。水ありタイプでメイクするとファンデ－ションが薄い膜のようになり、汗や皮脂でファンデーションが剥がれにくくなります。

水ありタイプは、皮脂が多く浮きやすい夏のメイク・山や海などのアウトドアシーンで、午後までメイク直しができない忙しい日などにもピッタリです。

オイルフリーファンデーションは、リキッドファンデーションならではの艶と透明感※を演出できます。「オイリー肌だけれども、肌にすぐ塗れるリキッドタイプのファンデーションが好きなので使いたい…」などの場合も油分が気にならないオイルフリータイプならおすすめ。

※メーキャップ効果による印象

またカジュアルなシーンにも使えます。オイルフリーファンデーションは、オイル成分と皮脂が混ざらず、化粧崩れしにくい点もポイント。軽いテクスチャーでサラッと使用感が好きな人にもおすすめです。

皮脂をコントロールする成分入りのファンデーションや、ウォータープルーフタイプのファンデーションも脂性肌におすすめです。ウォータープルーフタイプのファンデーションは、皮脂や水もはじく特徴があるので、スポーツで汗をかくときのメイクやレジャーなどにもおすすめです。

しかし、肌にぴったりと密着するのでクレンジング剤では落ちにくいデメリットも。カオリンなどの皮脂をコントロールする成分入りのファンデーションは、サラサラした肌に仕上がります。

カウンセリングで肌チェックをしてもらったら、実は乾燥による皮脂分泌過多のインナードライ肌だった…などであれば、保湿成分がたっぷりと入っているファンデーションがおすすめです。

今まで自分の肌は脂性肌なので油分と水分をカットしたスキンケアやメイクアイテムを使っていた人は、たっぷりと肌を保湿するファンデーションに変えてみましょう。保湿成分入りファンデーションは、肌に潤いを与えてインナードライ肌のケアをしてくれます。

肌がテカらず自然なツヤ肌を演出できる商品もあります。

ファンデーションを購入する際は価格を考慮して選ぶ人も多いと思います。ファンデーションは顔全体に使うものなので、できればデパコスの商品を選びたいものです。

プチプラ商品にも高品質のものもありますが、カラー展開や含まれる美容成分や肌への負担を考えると、やはりデパコスの方が総合的におすすめです。デパコスのファンデーションを一度購入すると、約半年〜1年は使えるものばかりです。

肌を大切にケアしたいならデパコス、とにかく価格重視でお手頃価格の商品を…と思うならプチプラの商品を選ぶなど、よく考えて選びましょう。

パウダーファンデーション・リキッドファンデーションの両方とも、皮脂対応の商品は汗を多少かいても崩れにくいです。仕上がりをきれいに見せて透明感※も演出するのであれば、ファンデーションはできるだけ薄く均一に塗る方法がおすすめです。

※メーキャップ効果による印象

また、ファンデーションはできるだけ厚塗りせずとにかく薄く塗るのもポイントです。つける量が多すぎると、ヨレやメイク崩れの原因になります。

化粧の皮脂崩れを防ぐためには、ファンデーションだけでなく化粧下地選びも大事になってきます。化粧下地とはファンデーションを塗る前に肌に塗るアイテムで、ファンデーションを塗った後も皮膚から出る余分な皮脂を吸収しテカリを防止します。

化粧下地のテクスチャーは主に、クリームタイプ・ジェルタイプ・乳液タイプなどがあります。

メイクのひと手間でより皮脂による化粧崩れがしにくくなります。ファンデーションを塗った後には、最後に仕上げ用パウダーをポンポンと顔に叩き込みましょう。この仕上げのひと手間で、化粧崩れがぐっとしにくくなります。

仕上げ用パウダーはリキッドタイプ・クリームタイプなどのファンデーションを塗った後に使用できます。肌表面がサラサラに仕上がり、時間の経つと自然な肌の艶が出てきます。化粧直し用にもおすすめです。

現在は世界的な事情から、日本では室内や人混みの多い場所でマスクをする人がほとんどなっています。1日中マスクをしていると、化粧がマスクにべったりと付いてしまうもの。ファンデーションをマスクに付きにくくするテクニックはいろいろあります。主なメイク方法と化粧直しの仕方は以下の通りです。

• スポンジで肌を抑えてファンデを少しオフする
• 額などの広い部分はスポンジ面を使い、細かい部分はスポンジの角を使う
• 肌に擦らないようにティッシュで押さえ、その上からパウダーを塗る

肌表面の皮脂や汗は大量であればタオルやハンカチでまず拭き取ったら、あぶらとり紙で軽く押さえて取り除きましょう。あぶらとり紙の使用は余計に皮脂が出るのでNG言われていますが、あぶらとり紙を使うのは決して肌に悪いものではありません。正しい使い方がとても大事です。

必要以上に肌に紙を押し付けてゴシゴシと擦るようにすると皮脂を取り過ぎてしまい、肌から皮脂が益々出てきます。あぶらとり紙を肌に軽く当て表面の皮脂だけを吸わせるのがポイントです。

皮脂によって崩れてしまった化粧下地をまず補正するのが化粧直しのコツです。あぶらとり紙で皮脂を取ってその上にプレストパウダーを塗ったらムラになってしまった経験がある人も多いと思います。

化粧下地が皮脂で崩れてしまった上にパウダーを塗っても、凸凹の土台のままではパウダーが上手く乗りません。最初に清潔なスポンジでポンポンと肌を押さえ、崩れたベースメイクを肌になじませるのがポイントです。このプロセスでかなり仕上りが違ってきます。

化粧直しの最後の仕上げは、パウダーファンデーションまたは仕上げ用パウダーを使い全体をならします。カバー力が欲しい場合はパウダーファンデーションを使用し、サラっとした肌がよいならパウダーを使って下さい。パフでファンデーションやパウダーを優しく乗せる感じで行います。

朝にメイクした方法で肌にパフを滑らせるとムラができます。あくまでもパフで軽くポンポンと押さえて補正するのがコツです。もしブラシを使う場合も、パウダーを置く感じにするときれいな仕上がりになります。

脂性肌で気になる脂浮きやテカリは、サラサラ感効果があるファンデーションでテカリを抑え、美しい状態をキープします。各メーカーからさまざまなタイプの脂性肌用ファンデーションが販売されているます。皮脂吸収成分を含んだ化粧下地と組み合わせて、サラサラで快適なメイク肌を保ちましょう。