ドラッグストアで買えるボディクリーム17選｜乾燥肌のかゆみには？いい香りのものも

身体の肌のうるおいを保つボディクリームは、市販の商品からネット通販でしか買えない商品までさまざまあります。ドラッグストアでも購入できる商品はリーズナブルなものが多くて試しやすいのが魅力です。

しかしドラッグストアで買える商品に絞っても、商品数はとても豊富で、どれが自分に合っているのか迷ってしまいませんか。いい香りのもの・乾燥肌向けのもの・かゆみを抑えるもの・ポンプ式など、さまざまな特徴があり、どんな基準で選べばいいのかわかりづらいです。

この記事では、薬局で買えるボディクリームを選ぶメリットに触れつつ、ボディクリームの選び方について解説しています。またボディクリームのおすすめ商品・全身に使える保湿クリームのおすすめの使い方についても解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

肌につける保湿アイテムは、ボディクリーム以外にもローションやミルクがあります。違いは含まれる油分の量で、ボディローションはほぼ油分を含まず軽いさっぱりした使用感が特徴です。次いでボディミルクも水分量が多いですが、油分を少し含み保湿力があります。

ボディクリームは油分を最も含み、重めのつけ心地ですが保湿力に優れ肌を柔らげるエモリエント効果が高いアイテムです。ベタつきを抑えたい時はローションやミルク、乾燥を防ぎたい時はクリームと使い分けるのもおすすめです。

ドラッグストアには、ビオレ・ニベア・キュレルなど聞きなじみのある大手ブランドの製品が揃っています。人気メーカーの製品は大量生産に生産コストを抑えられるため、価格の面でコスパに優れた商品が多い点がメリットです。全身まるごと保湿するボディクリームだからこそ、コスパは気になりますよね。

ロングセラー商品も多く、有名で販売期間が長いほど口コミも多く集まりやすいため、実際に使った人の感想を参考にしやすいのも利点です。店舗に試供品がある場合はパッチテストや香りのチェックもできます。ネット通販でよりお得に買えるケースもあるのでチェックしてみましょう。

エステル油・ワセリン・ミネラルオイルなどの鉱物油はボディクリームによく使われるタイプのオイルです。植物油より安価なため、商品価格がリーズナブルな点が魅力です。頻繁にボディクリームを使いたい人や消費の多い季節におすすめですが、人によって肌との相性が合わないケースもあるため気をつけましょう。

シア脂・ホホバ油・アルガンオイル・オリーブ油などの植物性オイルは、高価なものが多い反面、肌になじみやすいのがメリットです。

馬油のような動物性オイルも人の皮脂と似た性質でなじみやすく、高い保湿力をもっています。植物性も動物性も自然由来のオイルで刺激になりにくいものが多く、敏感肌※の人も手に取りやすいです。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

多くのボディクリームには、肌にうるおいを与えたりキープするための成分が含まれていますが、その保湿成分は以下のようにさまざまです。

• セラミド
• アミノ酸
• グリセリン
• BG
• ヒアルロン酸
• コラーゲン
• PCA-Na
• 糖類(スクロース・キシリトールなど)

セラミドやアミノ酸は肌のキメを整え、ヒアルロン酸・グリセリン・糖類は肌に潤いを与えます。肌にハリを与えたい人はコラーゲンもおすすめです。

肌を暗い印象に見せてしまうシミ・そばかすを防ぐためにはメラニンの生成を抑えるのが有効な方法の1つです。医薬部外品のボディクリームの中には、美白※有効成分としてトラネキサム酸やナイアシンアミドを含む商品もあります。シミ・そばかすを抑えたい人は、それらの薬用成分が含まれているかもチェックしましょう。

※美白：メラニン生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ

ボディクリームの中には肌荒れを防ぐ成分を含んだものも化粧品・医薬部外品を問わずあります。ただし、肌荒れ防止をメインで考えるなら有効成分を含む医薬部外品がおすすめです。

抗炎症作用のある有効成分には、グリチルリチン酸ジカリウム・グリチルリチン酸ステアリル・アラントインなどがあります。

香料・着色料・アルコール・パラベン(防腐剤)などは決して害のある成分ではありませんが、人によっては相性が合わず刺激になってしまうケースがあります。

肌への刺激が気になる人はこれらの成分が使われていないものをチェックしてみましょう。ただし「香料フリーは香りを楽しめない」「パラベンフリーは使用期限が短い」など、成分フリーならではのデメリットもあります。

フレグランスでは、自分が感じる香りの度合いと周囲の人が感じる香りの度合いに差が生じやすいものです。自分では香りに慣れてしまって気にならなくても、他の人から「香りがきつい」と思われないよう、始めは「ほのかな香り」を目安に選ぶのがおすすめです。

夜のお風呂上がりだけに使う場合は、多少強めの香りでも時間経過で落ち着きますが、朝の外出前に使用する場合は控えめな香りの方が無難といえます。

香りにもさまざまな種類がありますが、ボディクリームにおいて人気が高いのはフローラル系の香りです。お風呂上がりに使う人が多いため、清潔感と落ち着きのある香りが好まれる傾向があります。

爽やかさを求めるならグリーンやシトラスの香り、魅惑的な香りなら定番のバニラやキャラメルなどのグルマン系のほか、ジャスミンのようなオリエンタルな香りも人気です。

香りの種類に関しては、商品説明文やパッケージで情報を得やすいですが、香りが長持ちするかまではわからないものです。お気に入りの香りがどれだけ持続するかをチェックしたい時は口コミを参考にしてみましょう。

ドラッグストアでも買えるボディクリームは口コミが集まりやすい傾向があるため、参考にしやすいのが利点です。

ボディクリームはお風呂上がりに使うのが一般的ですが、お風呂上がりは肌が乾燥しやすいため、保湿力に優れるしっとり系のテクスチャーがおすすめです。また就寝中は本来皮脂が分泌されやすいですが、部屋が乾燥していると肌もカサカサになりやすいので、部屋の加湿が難しい場合にもしっとり系のボディクリームで保湿ケアをしましょう。

日中の活動時にベタつきで不快にならないためには、外出前のケアにはなめらかで伸びのいいボディクリームがおすすめです。

柔らかくなめらかなテクスチャーは肌になじみやすくベタつきにくいのが魅力です。なお、ボディクリームのベタつきは使用量にも左右されるので、テクスチャーが良くてもベタつきを感じる場合は量を少なくしてみましょう。

チューブタイプの容器は多くのボディクリームで採用されており、家庭でも使いやすくバッグに入れて持ち運びやすいのも利点です。衛生面でも清潔さを保ちやすく、使い勝手のいいタイプといえます。

ジャータイプの容器もコンパクトで携帯しやすく製品数も豊富ですが、手指で直接クリームを触るのが衛生面で気になる人はスパチュラを用意するのがおすすめです。

製品数はさほど多くありませんが、ポンプ式のボディクリームもあり、代表的なものではスキンケアブランド「ヴァセリン」の商品があります。大容量でサイズ感が大きいため据え置き用途に向いており、ワンプッシュで簡単に使えるのが魅力です。目につきやすいところに置いてボディクリームを習慣付けたい人におすすめできます。

近年は安くても品質のいいコスメが増え、プチプラの印象も大きく変わりました。ボディクリームの中には1,000円前後で購入できる商品も多く、またコスモスなどのドラッグストアで買えるものは口コミでも評価の高い商品が揃っています。

香りのいいもの・無香料・植物性オイル採用・敏感肌向けなど幅広い商品があるので、価格の面でも品揃えの面でも試しやすいのが魅力です。

ドラッグストアで買えるボディクリームは全般的にコスパのいい商品が多いですが、中には3,000～4,000千円以上のデパコス級のアイテムもあります。

オイル以外にスキンケア成分にもこだわりが見られ、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなどの保湿成分を含んでいるケースが多いです。香りの評価も高くパッケージもおしゃれなのでプレゼントにも選ばれています。

レディースだけでなく、メンズでも乾燥が気になる方は多いです。冬でも肌が潤っていてきれいな男性はとても魅力的です。ボディクリームは香りがついている商品が多く、つけるのに抵抗のある方もいます。

そんな方には、無印・ヴァセリン・ニュートロジーナの無香料ボディクリームがおすすめです。それぞれ特徴はありますが、どの商品も保湿力が高くべたつかないため、あまり普段からボディクリームを塗らない方でも使いやすい商品です。

ボディクリームがお風呂上がりによく使われる理由としては、お風呂上がりの少し濡れた肌に使うのが最も効果的だからです。水分とボディクリームの油分が乳化しながら肌になじみやすくなります。

またお風呂上がりは肌が乾燥しやすいため、肌のうるおいを失わないためにもベストなタイミングといえます。乾燥しやすい人の場合は、タオルで体を拭く前にお風呂場でボディクリームを塗り、脱衣所で優しくタオルドライするのもおすすめです。

冷えた状態よりも、温かい状態のボディクリームはより肌に浸透（角質層まで）しやすくなります。ボディクリームを使う際は、最初に手のひらで十分に温めてから塗布しましょう。伸びもよくなるため、マッサージもスムーズに行えるようになります。

お風呂上りは特に、冷たいボディクリームを全身に塗ると体を冷やしかねません。その点でも、人肌程度に温めたボディクリームのほうが適しているといえます。

ボディクリーム自体に血行促進やむくみをとる効果はありませんが、ボディクリームを塗りながら筋肉を揉みほぐせばマッサージ効果も得られます。

クリームの油分で肌がすべりやすくなるのでマッサージとの相性も良く、商品の中にはマッサージを前提としたボディクリームもあります。香りのいいボディクリームならアロマのような心地よさも味わえて、自宅でエステ気分が楽しめるのも魅力です。

お風呂上がりは体温が上がり、ボディクリームを塗った後も汗をかきやすい状態です。そのため、場合によってはべたつきが気になるときもあります。べたつきが気になる際は、ボディパウダーの使用がおすすめです。ボディクリームを塗布した後にボディパウダーをはたいて、サラサラの肌に仕上げてみましょう。

ボディパウダーにもさまざまな香りや使用感があり、ボディクリームとの組み合わせを楽しめます。

汗がひきにくい夏場と乾燥しやすい冬場では、肌の状態も異なり、適したボディクリームも変わってきます。肌の状態に応じてボディクリームの保湿力やテクスチャーを変える選択肢をもっておくのがおすすめです。

個人差があるため断定はできませんが一例として、夏場はさらっと肌なじみのいい軽いテクスチャーに、冬場は保湿力の高い重めのテクスチャーにするなどが考えられます。気分で香りを変えたり、悩みに応じてスキンケア成分を変えたりしながら自分に合うものを把握してください。

ドンキで買えるボディクリームをいくつか紹介します。まずは、定番のニベアです。400gの特大缶を扱っていて、たっぷり使いたい方も満足の容量です。化粧水や乳液後にニベアを習慣化する方でも長持ちします。

肌が敏感な方※には、ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルがおすすめです。アルコールフリー・無香料なので匂いが苦手な方も手に取りやすいです。逆に香りを楽しみたい方は、ジョンソンボディケアエクストラケアアロマミルク がおすすめです。

ドンキはPB商品も充実しています。ボディクリームではありませんが、BODY CARE LOTIONはボディ用乳液です。魅力はリーズナブルな価格で、プチプラを狙うならドンキのコスメ類がおすすめです。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

ここまでボディクリームの魅力や選び方について解説してきました。ボディクリームの中には皮脂分泌の盛んな男性向けの商品や、生後1ヶ月の赤ちゃんにも使える商品などもあります。自分の肌と相性のいいお気に入りのボディクリームをぜひ見つけてください。