温泉水化粧水のおすすめ16選｜ドラッグストアで買える？スプレータイプも

お風呂が好きな日本人にとって、温泉は身近な存在ですよね。温泉を美肌効果も期待して利用する方は多いはず。全国各地に温泉がありますが、美肌を謳う温泉としては、肌を清浄する泉質やしっとりつるつるになるような泉質など、成分による効能もさまざまです。

しかし昨今の社会情勢から、実際の温泉地に行くのもままならない現状です。そこでおすすめなのが、温泉成分をスキンケアで取り入れられる温泉水の化粧水です。温泉水の化粧水を使えば、手軽に温泉に行ったときのようなうるおいを感じられます。

そこで、今回は選び方や人気ランキング上位にランクインするスプレータイプなどおすすめ温泉水の化粧水を紹介します。ドラッグストアで買えるかについても解説するので、ぜひ参考にしてください。温泉水化粧水の効果が気になる方は口コミ情報も必見です。

「温泉水は肌に悪いのでは？」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし泉質によってはニキビなどに効く湯治効果が高いものもあります。ここでは温泉水化粧水の効果や、一般的な化粧水との違いを紹介します。

• 温泉水化粧水の効果：天然ミネラルが潤いを与えてくれます。また泉質によってクスミ対策・ハリ効果・ニキビ予防などがあります。
• 一般的な化粧水との違い：温泉水化粧水にはミネラルが含まれています。

温泉水は健やかな肌を保つために欠かせないミネラル成分を多く含んでおり、肌を整えるように働きかけます。そのため、洗顔後やお風呂上りなどプレ化粧水のような感覚で使用すれば、後のスキンケアアイテムが入りやすくなります。

なお、温泉水の化粧水は使いやすさからもスプレーなどミストタイプが便利です。洗顔後の素肌が乾燥しないよう、間を置かずに使用しましょう。

温泉水の化粧水には大きく分けて、100％温泉水を使用したものと、一部に温泉水を使用したものの2種類があります。目当ての温泉の効能だけを肌に取り入れたい場合は100％の温泉水の化粧水を選んでください。

一部温泉水を使用した化粧水に関しては、温泉の成分をより肌に届けやすくするように機能性を高めたものや、ハーブなどの植物エキスや香りを加えたものなどがあります。プラスアルファの要素を求める場合はこちらのタイプを探してください。

島根県にある有名な玉造温泉の歴史は古く、1300年前までさかのぼって「ひとたび入ると容姿が美しくなる」といわれるほどの美肌の湯です。その温泉水を手軽にミストで使用できるのが「玉造キラキラミスト」です。きめが細かい柔らか肌に整い、メイクの上からでも使えるので乾燥対策にも適しています。

日本3名泉のひとつであり、美人の湯としても知られる岐阜県の下呂温泉。泉質は「アルカリ性単純温泉」で、肌にツヤを与えます。その美肌効果から、下呂温泉のファンのリクエストで誕生したのが「下呂温泉みすと」です。ph値が高いため、新陳代謝が促され、肌も明るく見えます。

世界でも珍しい「モール温泉」の泉質を持つ北海道の十勝川温泉。太古から植物が地中で堆積されてきた地層から沸き出る温泉で、泥炭などに由来する腐植物の保湿成分が豊富に含まれています。その温泉水をボトリングした化粧水が、「十勝川温泉ミストスプレー」です。

使用後はしばらくすべすべ・しっとり感が持続します。乾燥が気になる部分やメイク直しにも使えます。

日本最古の湯として有名な兵庫県の有馬温泉ではレトロなボトルデザインがかわいい、カメ印の「美肌ミスト」が人気です。炭酸泉の泉質が特徴的ですが、ミネラルが豊富に含まれるため、肌のキメが整いしっとりします。温泉の香りもきちんと感じられるので、有馬温泉に行った気分になれるところも好評です。

平山温泉は、化粧美容液のようなとろとろの柔らかいお湯が溢れています。「美人の湯」とも呼ばれる平山温泉の温泉水をベースにして、ヒアルロン酸・カミツレエキスなど天然成分を6種類入れた化粧水が人気です。

使用後はしっとり感が持続するのが特徴です。乾燥が気になる部分には重ね付けしてみてください。

肌の水分・油分のバランスが取れている普通肌や、オイリーだけど部分的に乾燥する混合肌タイプには、肌にたっぷりとうるおいを与える、保水力が優れているヒアルロン酸やケイ酸などの成分が入った温泉水の化粧水が適しています。

化粧水を使用した後は、せっかくの保湿成分が逃げないように、乳液などでしっかりとフタをしましょう。

常に肌にテカリやベタついている脂性肌には、皮脂分泌を抑えるなど、肌を引き締める収れん効果のある温泉水の化粧水が適しています。プレ化粧水として使用すると、肌が柔かくなり水分の通り道ができるため、その後に使用するコスメの美容成分を吸収しやすくなります。

乾燥肌にはセラミドや植物性のヒアルロン酸など、保湿成分を多く含む温泉水の化粧水が適しています。肌にたっぷり水分補給でき、うるおいをキープし続けられるタイプが望ましいです。また、高保湿タイプは年齢を重ねた肌にもぜひ使ってほしい化粧水です。

水分と油分を同時に補給できると、弾力のある健やかな肌に整えます。

温泉水の化粧水の容器には、スプレータイプとボトルタイプがあります。ミストなどのスプレータイプは肌にすばやくうるおいを与えたい場合や、外出先に携帯できるので便利です。一方、ボトルタイプは容量が多いので、たっぷりと保湿したい場合に適しています。

両タイプを揃えていると、使い分けできて便利です。

温泉水の化粧水は、商品によってはドラッグストアや量販店などでも取り扱いがあり、プチプラなので気軽に購入できます。なかには温泉地でしか購入できない化粧水もありますが、多くはネットで購入できるので利用してみましょう。商品について詳しく説明や口コミなども掲載されている場合があるので参考にしてください。

温泉によっては、湧出している温泉水を持ち帰りできるところがあります。その場で汲んで詰められるようにボトルを販売している温泉地もありますが、その場合は日持ちしないので管理には気をつけましょう。温泉水にも鮮度があるので、長くても3日間くらいで使い切るようにしましょう。

また、持ち帰った温泉水を使って化粧水を手作りもできます。しかし、この場合も保存期間は1週間ほどと短いです。作り方や保管方法を誤ると、かえって肌にトラブルが起きてしまうため取り扱いには気をつけましょう。

温泉水の化粧水は、大地からの贈り物です。自宅でも手軽に使用できる温泉水の化粧水で、自然の力を肌に吸収し、健やかで美しい肌をキープしましょう。