グリセリン配合の化粧水おすすめ10選！手作りできる？ニキビが増える？

市販の化粧水では刺激が強く肌に合わないと感じている人は、グリセリンを使った手作り化粧水をおすすめします。グリセリンは海藻やヤシの実などに含まれる天然由来の保湿成分です。化粧品の原料としても昔から使われています。

グリセリンはドラッグストアや薬局でも手に入りますし、何よりコスパがいいので化粧水にあまりお金をかけたくないときにもおすすめです。しかし、グリセリンにはデメリットもあるため、使用前にデメリットも理解しておく必要があります。

この記事では、グリセリンを使った手作り化粧水の作り方や注意点について紹介します。記事の最後には役立つ情報も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

グリセリンは天然由来の保湿成分であり、食品添加物にも使用されています。また、グリセリンには高い保湿力があるため、市販のスキンケア商品にも多く使われているので手作り化粧水に使っても問題ありません。皮膚にうるおいを与え乾燥による小ジワを目立たなくする効果が期待できます。

グリセリンには高い保湿力があり、手作り化粧水は顔だけでなく手・首・足など全身にも使用できます。天然由来の保湿成分のため、添加物を使用していません。皮膚の乾燥を防ぎたいときにも活躍します。

グリセリンはアクネ菌の餌になるため、ニキビを増やす可能性があるのがデメリットです。ニキビ対策そのものではなく、洗顔後の保湿対策程度にとどめてください。

また、濃度が濃いと敏感肌には負担になる可能性があります。敏感肌の人は濃度をチェックしましょう。グリセリン化粧水を赤ちゃんに使う場合は、念のため病院に相談してください。

まずは、基本レシピから試すのがおすすめです。人によっては肌に負担をかける可能性があるので、基本レシピでも使用前にパッチテストをおすすめします。心配なときは濃度を低めにしてください。

<グリセリン化粧水の基本レシピ>

• 5%濃度：グリセリン5ml・精製水95ml
• 10%濃度：グリセリン10ml・精製水90ml

容器はスプレーボトルでも、ワンタッチキャップでも使いやすい方を選んでください。容器をきれいに洗い熱湯消毒してから、しっかり乾燥させます。下処理が済んだ容器に、レシピの材料を入れよく混ぜたら完成です。

<作り方>

1. 容器を洗い熱湯消毒する
2. 材料を容器に入れ混ぜる

手作りのグリセリン化粧水は、防腐剤などの添加物を使用していないので冷蔵庫で保管しましょう。作ってから1週間～10日以内に使い切ってください。もしも、10日以内に使い切れない場合は、残っていても捨てて新しく作り直します。

余るようであれば、次回から量を減らしてちょうど使い切れるように作れば無駄になりません。

手作り化粧水に香りが欲しいときは、精油をプラスしましょう。香りはお好みでOKです。分量は基本レシピに対して1～2滴程度、初めて使う場合は念のためパッチテストをしてください。

また、光毒性のある精油は紫外線に当たる日中の使用はおすすめできません。紫外線に当たらない夜の使用であれば大丈夫です。

ニキビが気になるときにグリセリン化粧水を使うと、グリセリンがアクネ菌の餌になりかえってニキビが増えたり悪化したりする可能性があります。ニキビが気になるときにはグリセリンフリーの化粧水か、ニキビ用の薬用化粧水がおすすめです。肌の状態に合わせて、グリセリンの有無を見極めましょう。

グリセリンと精製水を使えば、あっという間に手作り化粧水が作れます。保湿力が高いのにコスパがいいのもポイントです。市販の化粧水ではなかなか合う物が見つからないときは、この記事で紹介したレシピを参考にグリセリンの手作り化粧水を試してみてください。