30代におすすめのルースパウダー12選｜プチプラ・デパコス【フェイスパウダー】

30代になり20代では感じなかった、化粧ノリの変化・乾燥・メイク崩れなどにお悩みではありませんか？そんなときは、ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーをプラスしましょう。30代には、細かい粒子が肌をふんわりとキレイに見せてくれるルースパウダーがベターです。

ルースパウダーは、ワンランク上の上質なベースを作るのに欠かせないアイテムであり、30代のメイクにも、肌本来の美しさを引き出してくれます。しかし、ルースパウダーには、プチプラからデパコスまで種類が多いので、どれにしていいか迷ってしまう方も多いはずです。

そこで、この記事では、ルースパウダーの選び方と、30代向けの商品を紹介します。記事の最後にはルースパウダーの使い方や、プレストパウダーについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

ルースパウダーは、フェイスパウダーの一種。粉状のまま使うタイプのフェイスパウダーがルースパウダーで、固めてあるものはプレストパウダーです。

プレストパウダーは粉がたっぷりつきやすくカバー力が高いのがメリットですが、つけすぎるとメイク崩れの原因になります。ナチュラルに仕上げたい方や崩れが気になる方には、軽くて薄づきなルースパウダーがベターです。

ルースパウダーは、サラサラに仕上がりますが薄づきで乾燥しにくいため、皮脂崩れと乾燥崩れの両方に効果を発揮します。ファンデーションの仕上げに使うと、ベースメイクをしっかり固定して化粧もちもよくなります。

ルースパウダーとパウダーファンデーションはよく似ていますが、役割は異なります。ルースパウダーは、ファンデーションや下地の崩れを予防する役割です。一方パウダーファンデーションはルースパウダーの前につけて、肌の色ムラなど気になる場所をカバーするのが主な役割です。

つけ心地もルースパウダーの方が軽い傾向にあり、肌への負担が少なめです。また、皮脂やファンデーションで生じる顔のべたつきやテカリを粉で吸着し、防ぎます。

ナチュラルに仕上げたい方には、「ルーセント(透明）タイプ」がぴったりです。ルーセントタイプは色がつかないので、ファンデーションの上にのせても厚ぼったさがなくふんわり自然に仕上がります。

カバー力がありませんが、透明なので汚い崩れ方はしません。自然に毛穴をぼかし、マスクにファンデーションがつきにくくなるのもメリット。ルーセントタイプはナチュラルメイクが好きな方や、メイク崩れを防ぎたい方に特にうってつけのカラーです。

カバー力を求める方は、ベージュ・オークル系がベターです。ベージュ・オークル系は、気になるくすみをメイクでカバーするので、ノーファンデで過ごしたい方におすすめです。ファンデーションと併用すれば、肌の色ムラや粗をしっかりカバーできます。

ナチュラルに仕上げたい場合は、下地にベージュ系・オークル系のルースパウダーのみで仕上げましょう。サラサラとしているためファンデーションよりも崩れにくく、薄づきに仕上がります。使い方次第でカバー力を調整できるので、1つ持っていると便利です。

血色よくみせたい方は、自然に顔色が明るく見えるピンクが適しています。ピンクのルースパウダーは日本人の黄色みがある肌にも馴染みやすく、生き生きとしたツヤ感がある肌に仕上がるのがポイントです。厚塗り感が出にくいので、素肌感を引き立てて美しい肌に見せてくれます。

色浮きが心配で躊躇っている方は、プチプラの商品で試してみてください。ピンクのルースパウダーは顔色が冴えないときに使うと、肌を明るくみせてくれます。

肌を明るく美白に見せたい場合は、トーンアップするブルーを選びましょう。ブルーは元の肌色を青で中和して、白っぽく発色するのが特徴です。ブルーと並んでパープルもトーンアップ効果が高いカラーですが、ブルーはパープルよりも赤みや黄身を隠して白く仕上げてくれます。

また、薄づきでふんわりつくので、不自然な仕上がりにはなりません。色白に見せたい方やしっかりトーンアップしたい方は、ブルーのルースパウダーをチェックしてください。

美白(※)メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

肌の赤みが気になる方は、グリーンのルースパウダーがベターです。グリーンが入ったルースパウダーは、赤みを整えて肌を均一に見せてくれます。グリーンは色の働きで赤みを中和するので、厚塗りせずにカバーできるのも特徴です。

赤みをコンシーラーやファンデーションで隠すと、厚塗り感が出る上に毛穴を塞いでしまいます。グリーンのルースパウダーは、軽いつけ心地でふんわりと赤みをカバーしてくれるのも嬉しいポイントです。厚化粧を避けて肌の赤みを消したい方にぴったりです。

透明感が欲しい方は、くすんで見える肌をナチュラルにトーンアップするパープルをチェックしましょう。ブルーよりもより自然に見えるのが特徴。パープルは特に黄ぐすみに効果的で、くすみがちな30代の肌もパッと明るくみせてくれます。

パープルは厚塗りすると不自然ですが、薄づきなルースパウダーなら白くなりすぎず自然で明るい肌に仕上がります。透明感のある肌が好みの方や、ナチュラルにトーンアップしてみせたい方に最適です。

目の下だけくすんで見えたり、頬の部分にソバカスやシミがあったりと、部分的にさまざまな悩みがある方には、多色入りのルースパウダーが適しています。ブルー・ピンク・グリーン・パープルなどさまざまな色が入っているので、ひとつで幅広い悩みをカバーできるのが嬉しいポイントです。

また、多色入りは、見た目にもきれいなのでメイクが楽しくなります。プチプラでも購入できるので、気になる方は要チェックです。

シミ・ソバカスを隠したいときは、カバー力が高いルースパウダーを選びましょう。カバー力があるか見極めるには、色選びとつきのよさがポイントになります。ベージュ・オークル系のルースパウダーなら、ファンデーションのように使えてカバー力も高めです。

さらに、保湿力が高いものを選べばしっかりと肌に密着してシミ・ソバカスを隠してくれます。ミネラルが入ったルースパウダーは肌色に馴染んでシミ・ソバカスをナチュラルにカバーしてくれるので、気になる方はチェックしてみてください。

乾燥から肌を守りたい方は、保湿・美容成分を使用したルースパウダーが適しています。ルースパウダーは基本的に油分が少なく皮脂を抑えてくれるのが特徴。サラサラとした仕上がりが持続する反面、肌の油分が奪われて乾燥が気になってしまう場合も。

乾燥肌の方は、保湿・美容成分を使用している、乾燥しにくいタイプを選びましょう。最近はしっとりと潤うオイルイン処方のパウダーも増えているので、乾燥肌に悩む方は試してみてください。

メイク崩れを防ぎたい場合は、メイク崩れの原因にあわせて選びましょう。メイク崩れの原因は、皮脂と乾燥の2つに分けられます。油分が原因でメイクが崩れる場合は、皮脂を抑えてサラサラにするタイプがベターです。プチプラにも多いので、気軽に試してみましょう。

乾燥が原因でメイクが崩れる場合は、しっとりとしていて乾燥しにくいものがぴったりです。デパコスのルースパウダーは乾燥しにくいタイプが充実しているので、乾燥肌に悩んでいる方はデパコスもチェックしてください。

肌荒れを防ぎたい方は、成分にこだわって選びましょう。肌荒れを防ぐには、美容液成分が入っているものや肌に負担をかけにくい成分を使用しているタイプを選んでください。ただし、いくらいい成分でも肌質にあわなければ肌荒れの原因になる可能性があるので、自分の肌質に合うものを選ぶのがポイントです。

肌に優しいルースパウダーを探しているのであれば、肌への負担が少ないミネラル成分が使用されているタイプもチェックしてみてください。

潤い感があるツヤ肌を目指すのであれば、保湿成分やパールが入っているタイプがベターです。パールが入っているルースパウダーは、光を集めてツヤ肌に見せてくれます。光で肌の粗も飛ばしてくれるので、パールタイプはくすみが気になる方にも最適です。

パールの発色が苦手な方は、オイル入りタイプが適しています。オイル入りのルースパウダーはしっとりとした感触と、自然なツヤ感が出るのが特徴。潤いが欲しい方や、ナチュラルなツヤ肌を作りたい方にぴったりです。

陶器のようなマット肌を目指すのであれば、パール・ラメなしタイプがベターです。パール・ラメなしタイプは、かなりマットな仕上がりになりますが、しっかりと肌に付くためカバー力は高めです。パール・ラメなしタイプはばっちりメイクをしたい方に向いています。

ナチュラルに仕上げたい場合は、ブラシでつけると薄付きに仕上がります。ファンデーションや下地のパールやツヤが強すぎるときに、マットなルースパウダーをつけると簡単にツヤ感を調整できるので1つもっておくと便利です。

透明感がある肌にみせたい方は、パール入りのものやトーンアップ効果があるルースパウダーを選びましょう。光を集めてツヤ感を出すタイプか、肌を明るく見せてくれるタイプがベストです。適度にパール入のセミマットタイプを選ぶと、自然な透明感を演出できます。

グリーンやラベンダーも肌の色を中和し、透明感を引き出してくれます。色選びに迷ったときは、微細なパールが入ったマルチカラーのルースパウダーもチェックしてください。

コスパ重視の方は、ドラッグストアなどで気軽に買えるプチプラ商品をチェックしましょう。自分にあうものを選べばプチプラのルースパウダーでも十分キレイに仕上がります。仕上がりにも機能面にも完璧を求める方には向きませんが、シンプルな機能を求める場合は、プチプラでも十分なケースが多いです。

求める機能が絞られている方や、気兼ねなく使いたい方やは、ぜひプチプラのルースパウダーを試してください。特別なときは高いものを使い、普段はプチプラで済ませて節約するのも1つの方法です。

デパコスはプチプラよりもコスパは劣るものの、仕上がりや使用感に特別感を求める方にはぴったりです。デパコスのルースパウダーはプチプラよりも粒子が細かく、発色や仕上がりにも差が出ます。スキンケア成分も多く使用されていて、機能的なものが多いのも特徴です。

パッケージのデザインに凝ったものが多いので、使うときや持ち運びする際に目を楽しませてくれるのもデパコスならではの魅力。コスパが悪いように見えて大容量のルースパウダーもあるので、コスパ重視の方は容量にも注目してみてください。

忙しい方にうってつけなのが、多機能タイプのルースパウダーです。忙しくて時間がないときに、手早くメイクを済ませたいと考える方は多いはずです。多機能タイプのルースパウダーは、下地・日焼け止め・ファンデーション・コンシーラーなどの機能が1つのアイテムで得られるので便利です。

サッと塗るだけで済むので、メイクの時短にも役立ちます。時間がない子育て中の方や仕事で忙しい方は、多機能タイプのルースパウダーをチェックしましょう。

日焼け対策したい場合は、UVカット機能付きを選びましょう。紫外線は年中降り注いでいるため、日頃から対策をしていないと知らない間にダメージを受けてしまいます。ベースメイクにSPFが入っているものを選べば、メイクをするだけで手軽に日焼け止め効果が得られるので便利です。

SPF付きのルースパウダーであれば、日焼け止めを塗り忘れてもサッと付けるだけで簡単に紫外線カットできます。ルースパウダーはサラサラとしているため、リキッドタイプの日焼け止めが苦手な方でも快適に使えるのもポイントです。

機能でルースパウダーを選ぶ場合は、クレンジングが簡単な石鹸落ちタイプがベストです。石鹸落ちタイプは、時間がない・疲れているときに洗顔するだけで落ちるので便利です。洗顔のみの最低限の摩擦で落とせるので、肌の負担も軽減できます。

石鹸で簡単に落とせるタイプはいつものお手入れを簡単に済ませたい方や、肌への負担が気になる方にぴったりです。お手入れ方法がシンプルなので、メイク初心者やメンズメイクにも適しています。

ふんわりとメイクを仕上げたいのであれば、ブラシを使いましょう。いくらルースパウダーが薄づきと言っても、厚塗りすると乾燥やメイク崩れの原因になります。ブラシを使えば少量のパウダーがまんべんなくとれるので、つけすぎを防いで自然な仕上がりになります。

ブラシの毛の一本一本が肌の凹凸にしっかりとパウダーを入れ込んで、毛穴が目立たなくなるのもメリット。ふんわりと薄づきに仕上げたい方や、毛穴が気になる方はぜひブラシを使用してください。

パフはしっかり粉がとれて、密着度が高いのが特徴です。パフを使うと表面にしっかりと粉がつくので、ブラシよりも厚めに肌にのせられます。薄づきだと物足りない方や、皮脂の分泌が多い方にもパフは打ってつけのツールです。

皮脂の分泌が多い方やメイク崩れしやすい季節は、パフを使ってしっかりとルースパウダーを叩き込むとメイク崩れを防げます。ただし、ルースパウダーのつけすぎは乾燥の原因になる場合もあるので、保湿はしっかりと行うようにしましょう。

30代のルースパウダーの使い方は、「ふんわりと薄くつける」です。30代の肌の悩みは乾燥やたるみ、シミやシワなど多岐にわたります。肌トラブルを隠そうと厚塗りをすると、乾燥したりかえって肌の粗が目立ったりして老けて見えてしまいます。

30代の肌を美しく見せるには、シミやソバカスなどの粗はコンシーラーでしっかり隠したうえで、ファンデーションやルースパウダーを薄くつけるのがポイント。このやり方であれば、肌トラブルをカバーしながら自然で美しい肌に仕上げられます。

ルースパウダーは「緩んだ」の意味があるようにサラサラとしたパウダーですが、プレストパウダーは、フェイスパウダーを押し固めたタイプです。プレストパウダーは、パフで付けるため肌に密着しやすくマットな質感に仕上がります。

オフィスや外出先でフェイスパウダーを使いたい場合、ルースパウダーだと飛び散る可能性があります。その点プレストパウダーは、飛び散りにくいので携帯しやすいのも嬉しいポイントです。

ルースパウダーは肌を美しく見せるだけでなく、メイク崩れも防いでくれる優秀なアイテムです。自分にあうルースパウダーを見つけて、いつものベースメイクを格上げしましょう。もしルースパウダー選びに迷ったら、今回ご紹介した商品も参考にしてください。