【2023】おすすめのリップティント20選│韓国メーカーからプチプラブランドまで

韓国から人気に火が点いたリップティントは、唇を染め上げることによって色落ちを防ぐおすすめのコスメです。ぴったり密着してマスクへの色移りもしにくいため、人気はますます高まっています。

リップティントには、ロムアンドやエチュードハウスなど本場・韓流コスメブランドの製品から、ディオールなど高級デパコス製品まで人気の品が充実しているので、どれを買うべきかとても迷ってしまいますよね。

そこで今回は韓国メーカーを始め、デパコスや売り切れ続出のKATE「リップモンスター」を含むドラッグストアで買えるプチプラブランドまで、リップティントのおすすめ20選を紹介します。選ぶ時にチェックしたいポイントや専用のリムーバーも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

リップティントの「ティント」とは英語のtintから来た言葉で、「染める」という意味合いを持ちます。口紅が「塗る」イメージだとすると、ティントは「染める」イメージになります。

その具体的な違いは原材料。口紅は顔料ですが、リップティントには落ちにくくするため「染料」が使われています。染料は溶けて皮膚に浸透していくため、落ちにくくなっているのです。マスク生活が続く中、口紅より色移りがしにくいティントの人気は高まっています。

「染料」で唇を染め上げるティントには、「安全性は大丈夫！？」と疑問を持つ方もいるかもしれません。基本的には、身体に悪影響を及ぼす成分は厚生労働省の「化粧品基準」で使用が制限されているので、安全性に問題はありません。

一方、中にはティントに使用されるタール色素でアレルギー反応を起こす方もいます。アレルギー体質の方は、必ず少量の試し塗りをしてから使いましょう。色素沈着が心配な方は、専用のクレンジング剤を使うのがおすすめです。

美容オイルが配合されたティント。オイルの成分によって唇のうるおいが守られ、乾燥しにくいのがメリットです。きれいなツヤ感も期待できるので、グロスのようなツヤを長時間キープしたい方にもおすすめです。

デパコスからプチプラまで幅広いブランドから出ている人気のタイプで、価格帯が広いのも特徴。予算に合ったものを選べます。

ツヤ感をプラスするリップグロスに、ティント効果をプラスしたタイプです。オイルタイプのようなツヤ感に、さらに膜感が加わる製品が多く、みずみずしい質感が魅力的です。

コスメデコルテの「ティントリップグロス」や、ドラッグストアで購入できる「ボンボン　ティントグロス」などが人気です。

固形のバーム状ティントは、スティックタイプのものが多いため、塗りやすいのが特徴です。唇からはみ出さない細めのタイプであれば、鏡を見なくてもさっと塗ることができます。

リップクリームを塗る感覚でお化粧直しを済ませることが可能なので、トイレなどに移動して化粧直しをする時間が取りにくい方にもおすすめです。

パックタイプは、唇に塗って数分置いてから剥がすタイプです。時間をかけてしっかり染め上げるため、持続性は抜群。長時間塗り直すタイミングがない日などにおすすめです。

持続性が高く落ちづらい製品もあるので、ポイントリムーバーがあると安心できます。ただし唇が荒れやすい方は、特に優しく丁寧にクレンジングを行いましょう。

塗った際の質感には、主にツヤタイプ・マットタイプ・セミマットタイプがあります。ツヤタイプは光を集めて唇の縦じわが目立ちにくく、マットタイプはさらりとした質感でクールな印象を与えます。

ひとつの製品でもカラーによって質感が異なる場合があるので、よく確認しましょう。シーンや自分の好みと照らし合わせて選ぶのがおすすめです。

リップの似合う色味は、パーソナルカラー診断で分けられる「イエローベース（イエベ）」か「ブルーベース（ブルべ）」かによって変わります。

エチュードハウスやリンメルなど、公式サイトでイエベ・ブルべ向けで分類されている製品もあります。マスク生活が続くので、パーソナルカラーに囚われず自分の好きな色をつけて気分を上げるのもいいですね。

フランスのデザイナークリスチャン・ディオールが創立したファッションブランドで、コスメやフレグランスなども広く手掛けています。

ディオールのリップは名品揃いで知られ、その中でもティントはバームタイプの「アディクト リップ グロウ」とグロスタイプの「アディクト リップ ティント」が販売されています。2製品とも根強い人気を誇るアイテムです。

フランスのイヴ・サン＝ローランが創設したブランド。塗ると婚活が上手くいくと言われた「婚活リップ」こと「ヴォリュプテ シャイン」を始めリップにも定評があります。

「ティントインバーム」「ティントインオイル」は惜しまれつつ廃盤となりましたが、現在も発売中の「ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン」は引き続き人気です。

クラランスはフランス発の高級化粧品ブランドで、特にスキンケアで高い人気を誇ります。リップティントでは、トリートメント効果を兼ね備えたウォータータイプとオイルタイプの製品が人気です。

中でも2016年発売の「コンフォートリップオイル」は、＠コスメの2019年リキッドリュージュ部門で1位を獲得するなど、ロングセラーになっています。

カネボウの手掛けるプチプラライン「KATE」は、国内で製造しているのが特徴。日本の「化粧品基準」が確実に守られているので、安心感を持って使用できます。

廃盤になってしまった「CCリップクリーム」は、ティントの先がけとも言える色の落ちないリップでした。売り切れ続出でなかなか手に入らない「リップモンスター」もKATEの商品です。

井田ラボラトリーズの「CANMAKE」は、中高生でも購入できる価格帯が魅力のコスメブランド。こちらも日本国内で製造されています。

ティントリップのラインナップが豊富で、定番の「ステイオンバームルージュ」を始め、バームタイプの「メルティ―ルミナスルージュ」やグロスタイプの「リップティントシロップ」がいずれも人気です。

「CandyDoll（キャンディードール）」は、モデルでタレントの益若つばさがプロデュースするコスメブランド。パッケージデザインや品質にもこだわり、国内で製造しています。

リップティントは「オイルティントリップ」・「ケアオイルティントリップ」・「カラーキープリップ」の3種類が発売中。いずれも落ちにくさと保湿効果を兼ね備えています。

エチュードハウスは日本の韓国コスメブームの火付け役となったブランドで、2011年に日本初上陸。気軽に買えるお値段や、SNS映えするパッケージが人気です。

リップティントは種類が豊富でグロス系やマット系など何でも揃っています。2022年の干支「寅」にちなんだ「ムジークタイガー　ジェリーデューイーリップティント」も注目のアイテムです。

「rom&nd（ロムアンド）」は、2016年に誕生した韓国のコスメブランド。韓国で人気の美容系YouTuber、ミン・セロムが手掛けています。

ロムアンドのリップティント「ジューシーラスティングティント」は日本でも2019年に発売され大ヒット。絶妙な色味がおしゃれで、新色が出るたびにSNSで話題になる人気商品です。

韓国で2005年にスタートしたペリペラは、アイシャドウなどで人気の「クリオ（CLIO）」の姉妹ブランド。リップティントが特に人気のブランドで、ラインナップが豊富です。

中でも「インク　ザ　クラッカー」や「インク　ザ　タトゥー」は落ちにくさ抜群。専用の「インク　リムーバー」も発売されているので、ぜひ活用しましょう。

落ちにくさが最大のメリットのリップティントは、クレンジングに時間がかかることも。無理に力を入れて落とそうとすると唇の荒れにつながるので、ポイントメイク用のクレンジング剤を使うことをおすすめします。コットンに含み、なでるようにして落としましょう。

特に色落ちがしにくい海外製のメイベリンやエチュードハウスのティントには、それぞれ専用のリムーバーが発売されています。肌が荒れないかどうか腕などで試してから、使用してみてください。

飲食しても色が長持ちし、マスクへの色移りもしにくいリップティントは、便利なメイクアイテムです。今回はおすすめの人気リップティント20選をご紹介しました。お気に入りの品と出会えましたか？　何点か塗り比べて、ぜひ自分の唇に合うものを見つけてみてください。リップティントをつけてマスクの下も笑顔で過ごしたいですね。