喉スプレーのおすすめ15選【使いすぎ・やりすぎると？】

喉の不快感や痛みを和らげる医薬品の喉スプレーは、生活必需品の1つです。咳・扁桃腺の原因となる細菌への効果が期待でき、寝る前の症状の軽減にも役立ちます。爽やかな風味や甘いフレーバーで使いやすい商品が増えており、子どもでもスムーズに使えます。

喉スプレーは、外出中でも使いやすい無色透明のタイプや、パープルショットなどのアズレン系のものが人気です。ほかにも多くの商品があるため、主成分・ノズル形状といった選び方のポイントを押さえてベストの商品を選びましょう。

そこで今回は喉スプレーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。商品は成分・ノズルの形状・口コミを基準に選定しました。喉スプレーをやりすぎると・使いすぎるとどうなる？などの疑問についても解説しているので、チェックしてみてください。

医薬品の喉スプレーにはたくさんの種類があるため、状態に合わせて選べるように選び方をご紹介します。

喉の不調を訴える方には、いろいろな症状があります。痛い・イガイガする・声がかすれるなど、それぞれの症状に応じた選び方が重要です。

喉のイガイガやほこりっぽさで喉を傷めた場合は、パープルショットに代表されるアズレン系の喉スプレーがおすすめです。主要有効成分の「アズレンスルホン酸ナトリウム*」は、傷んだ粘膜の炎症を抑えて、修復を助けます。

浅田飴AZのどスプレーSなどの「AZ」とは、アズレンを指します。アズレンは、喉スプレーやうがい薬に多く用いられている成分です。

*アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)

明らかに風邪をひいたと自覚症状がある場合は、喉の痛みに効くヨード系をおすすめします。風邪は、ウイルスなどによる感染で喉に炎症が起きている状態です。ヨードの殺菌効果は高く、うがい薬のイソジンなどでもおなじみです。

喉の炎症がウイルスによるものだとすれば、殺菌して炎症を防ぐことで症状の緩和が期待できます。感染症や風邪で喉が腫れてつらいときにはヨード系と覚えておきましょう。

普段から喉を痛めやすい方や、殺菌効果の高いものだとかえって荒れてしまうといった方におすすめなのがCPC系（塩化セチルピリジニウム）です。このCPC系はトローチなどにも含まれている、優しい殺菌効果を期待できるものです。

アズレン系やヨード系は体に合わなかった方は、CPC系を試してみてください。ですが花粉症などの場合はアレルギーによる症状の可能性がないわけでも、喉の炎症がないわけでもありません。医師との相談のもとご使用ください。

今はピンポイントで届くスプレーなどもあります。スプレーの種類もいろいろありますので、それらの選び方について解説します。

痛い箇所が自覚できていて風邪による症状がはっきりしている方は、ノズルの長い喉スプレーがおすすめです。ピンポイントに薬剤を患部に噴射させるので、簡単に塗布できます。忙しい方ならいつでもどこでもシュッと一吹きで同様の効果を期待できます。

喉が全体的にイガイガする、違和感を感じる場合には、全体的に薬剤が届くショートノズルタイプがおすすめです。ショートノズルタイプは、口を大きく開けて全体にいきわたるようにスプレーできます。

あまりにピンポイントに当たりすぎるのが苦手な方や、喉の奥に異物があるだけで気持ち悪くなってしまう方にもおすすめです。

喉スプレーは、需要に応じて選べます。子供でもスプレーしやすいフレーバータイプもありますので、ぜひ参考にしてください。

薬の匂いや味が苦手な子供には、いちご・ピーチ・マスカット・ヨーグルトなど、甘いフレーバーの喉スプレーを試してみましょう。子供の喉の痛みには、トローチやうがいをさせる場合が多いです。

喉スプレーも患部に直接塗布できますが、大人用の喉スプレーは薬の匂いが強くなっています。甘いフレーバーの喉スプレーであれば、子どもでもスムーズに受け入れる場合が多いです。

ヨード系などの喉スプレーは、万一液だれしてしまったときに白いシャツなどにつくとしみになってしまい大変なため、無色透明な喉スプレーを選ぶのがおすすめです。外で使うときや仕事先でサッと使いたいとき、服を汚したくない場面でもシミを気にせず使えます。

薬は使いたくない場合は食品として使える喉スプレーを利用しましょう。ミツバチの唾液に含まれる物質「プロポリス」にはハチの巣を雑菌から守る抗菌作用があるとされ、症状悪化に使用されています。

携帯できる大きさなので、喉に違和感を覚えた時にすぐ使えます。寝る前のワンプッシュで乾燥が気にならなくなったとの声もあるので、気になる方は試してみてください。

のどぬーるスプレーなどの喉スプレーには、有効成分のヨウ素が入っているものもあるため、妊娠中や授乳中の方は使用できません。妊娠中や授乳中の方は、ヨウ素が入っていない「セチルピリジウム塩化物水和物」配合の喉スプレーを使用しましょう。

万一を考えて、喉スプレーを使用する前に必ず妊娠中・授乳中でも使用できるものかどうかを確認してください。かかりつけ医への相談は必ず行い、5～6日間使用してもよくならない場合は使用を中止し、受診しましょう。

ヨード系のものは独特な風味が鼻についてしまうので苦手な方も多いです。そんなときにおすすめなのが、爽やかな風味がついているものです。香りのバリエーションはとても豊富で、爽やかな香り以外にもいちご・レモン・ミントなどもあります。

爽やかな喉スプレーで多い成分はメントールですが、メントールが含まれているものならスプレーした瞬間口内が一気に爽やかになります。寝る前にスプレーをすればマスキングによる口臭対策にもなるのでおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

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喉スプレーの使用方法を、のどぬーるスプレーで解説します。喉スプレーの正しい使い方を理解して、効果的に喉スプレーを使用しましょう。

1.スプレーについたノズルを手前に引き上げます。

2.ノズルを持ってキャップを外しましょう。

3.1回あたり2~3噴射を目安として適量噴射してください。

息を吸いながら使用すると液を吸い込んでしまい気管支や肺に入る可能性があるので、軽く息を吐きながら使用しましょう。やや上を向いて噴射すると患部に噴射しやすいです。

・何時間おきに使う？一日の使用回数は？

特に使用回数に制限はありませんが、使い過ぎても効果ないためあまり良くありません。1日5~6回程度を目安としてお使いください。

・妊娠中・授乳中に使用してもいい？

お腹にいる赤ちゃんや母乳に有効成分のヨウ素が移行してしまう場合があるため、妊婦さんや妊娠していそうな方、授乳中の方の服用はやめてください。医師・薬剤師に相談しましょう。

のどスプレーの口コミやQ&Aをもう少し見たい方は下記記事で紹介されていますので、参考にしてみてください。

喉スプレーは通常の使用方法で効果時間が1日中持続するように想定して作られているため、1日に5～6回ほどの塗布では使いすぎにはなりません。しかし長期連用で使いすぎ・やりすぎると、喉の甲状腺機能に支障をきたす場合があります。

1日に5～6回、5日前後の使用を心掛けてください。もし症状が気にならなくなった場合はそこで使用を取りやめ、良くならない場合は医師の診断を受けるようにしましょう。使いすぎないようにしてください。

喉の痛み・不快感には、マツキヨなどで買えるのど飴やトローチといった指定医薬部外品の商品もおすすめです。また、喉の不調は鼻からきている場合もあります。以下の記事では、点鼻薬・のど飴・トローチのおすすめ商品をご紹介しています。ぜひご覧ください。

喉の痛みのほかにも、40℃近い高熱・関節痛・呼吸困難などの症状がある方は、喉スプレーなどの市販薬で解決しようとせず、病院の受診も視野に入れてください。また、喉スプレーを使用した後にかゆみや吐き気などの症状が出た場合にも、すぐに使用を止め、病院を受診しましょう。

喉を傷めやすい方にとって喉スプレーは欠かせません。痛みを感じる前に対策できるものもありますので、自分に合ったものも選んでください。

気軽に使えるとはいえ、喉スプレーは医薬品です。容量用法を守って正しく使い、つらい喉の痛みや不快感をケアして乗り切りましょう。